大相撲三月場所>◇六日目◇13日◇大阪・エディオンアリーナ

【映像】髷を掴んだ?反則負けの微妙な瞬間(スローリプレイ)

 前頭七枚目・欧勝馬(鳴戸)と前頭六枚目・阿武剋(阿武松)の一番でまさかの“反則負け”が発生。敗れた力士が呆然とする一幕があった。

 これまで6回対決している両者は欧勝馬が4勝を上げている。六日目の取組では、立ち合いから阿武剋が積極的に前に出ていくが、欧勝馬は手を出して相手と距離を取り、土俵際でこらえる。欧勝馬が逆転の叩き込みを繰り出すと、阿武剋は倒れ込むようにして土俵を割った。

 行司の式守勘太夫は軍配を欧勝馬に上げたが、これに対し、審判から物言いがついた。この場面を受け、解説を務めた豊山が「髷ですかね?足が出たって感じではないと思うんですけど」「上手く引いた感じなので、(欧勝馬は阿武剋の髷を)多分掴んではいないと思います」と状況を推察した。

約1分間にわたり審判団の協議の後、反則負けに

 そして約1分間にわたり審判団の協議が行われると、「行司軍配は欧勝馬に上がりましたが、欧勝馬が髷を掴む反則がありました。阿武剋の勝ちと致します」というアナウンスが。コメント欄には「やはり」「髷か」「がっつりでしたね」と納得する声が寄せられていた。

 一方、この結果を受け、実況の船山陽司アナウンサーが「欧勝馬がちょっとびっくりしています」と敗れた力士の表情について伝えると、豊山は「そうですね。ちょっと厳しいですね」と自身の考えを示しつつ、「(手を)離した感じではあったんですけど、体が落ちるときに“まだ掴んでいた”と捉えられたんでしょうね」と審判団の判断について解説していた。

 欧勝馬の反則により阿武剋は初日。ただ阿武剋は初日の取組で負傷し、3日間休場、五日目から再出場しているが、この取組でも再び足を痛めた様子だった。船山アナは「この痛そうな感じは心配でしかないですね」と阿武剋のけがの状態を気にしていた。一方、欧勝馬は2勝4敗となった。(ABEMA/大相撲チャンネル)