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 ◇ミラノ・コルティナ冬季五輪第11日  ジャンプ スーパー団体(ヒルサイズ=HS141メートル)(2026年2月16日 プレダッツォ・ジャンプ競技場)

 2人一組で競う新種目のスーパー団体が16日(日本時間17日)に行われ、小林陵侑(29=チームROY)、二階堂蓮(24=日本ビール)が組んだ日本は、メダルを逃した。大雪の影響で3回目が中止となり、2回目の順位でメダルが決定。日本は2回目を終えて6位だった。競技打ち切りの判断について、国際スキー・スノーボード連盟(FIS)の責任者が取材に応じた。

 FISでジャンプ男子を統括するサンドロ・ペルティレ氏は「スピードが落ちてしまったのがはっきりと見てとれた。極端な状況だった。もう一つの問題は、風向きが追い風から向かい風に変わってしまったこと。どのゲートから再開すればいいのか、ジュリー(審判団)が判断するのは非常に困難だった。全員に対して同じスピード(条件)を維持するのは不可能だと判断し、最終的にラウンドのキャンセルを決定した」と説明した。

 日本は二階堂が先陣を切り、1回目は131メートル50、137・4を記録。小林は129メートル、134・9。1回目は5位で上位12組による2回目進出を決めた。2回目は追い風が強まる難しい条件の中、二階堂が131メートル、130・2をマーク。小林は130メートル、132・7を記録した。

 3回目は二階堂が138メートル50のビッグジャンプを披露。しかし、直後に雪が強まり、日本は暫定2位につけていたが、競技打ち切りが決定。表彰式が始まる頃には天候が回復していただけに、二階堂は「これが五輪。そう思うしかない」と無念さをにじませた。

 スーパー団体は3回制で争われ、1回目を終えて上位12組が2回目に進出。さらに、1回目と2回目と合計の上位8組がメダルを争う3回目に進む。最終順位は全6本のジャンプの合計で決定する。