睡眠や肥満と関連。1日あたり1時間半以上ゲームすると不健康になる
ゲームそのものが悪いわけではない…のだけれど。
「そんなにゲームばかりしてないで勉強しなさい!」きっと多くのゲーマーが子ども時代にそう言われて育ったはず。問題はその「ゲームばかりして」がどのくらいの時間を指すのかですけど、どうやら思ったより少ない時間でも健康に影響が出てくるみたいなんですよ。
週10時間のゲームで不健康に?
電子ジャーナルの「Nutrition」で先月発表された研究論文によると、PCやテレビでゲームをプレイする時間と健康に有害な相関関係が認められたのは、毎週10時間以上ゲームをしているユーザー層です。食習慣、睡眠の質、肥満度の3分野で、ゲームを長時間は遊ばないユーザー層とは明らかな違いが見られたとされていますね。
この調査は、オーストラリアの大学に通う300人以上の学生を対象に実施。PC・テレビゲームを週に5時間までしかプレイしていないライトゲーマー層、毎週合計して5〜10時間のプレイ時間になるミドルゲーマー層、それ以上のハードコアゲーマー層に分類し、健康状態の追跡調査が行われました。
その結果、ハードコアゲーマー層のBMI平均値は26.3。これはライトゲーマー層のBMI平均値が22.2、ミドルゲーマー層だと22.8に収まったのと比べても、明らかに過体重の傾向が見られます。
調査では、ハードコアゲーマー層ほど、良くない食習慣に陥っていることが判明したほか、ミドルゲーマー層とハードコアゲーマー層では睡眠の質が悪かったことも明かされていますよ。
生活スタイルを乱さないことがカギ
今回の調査チームを率いた、オーストラリアのカーティン大学のMario Siervo教授は、ゲームそのものが悪ではないと強調。とはいえ、長時間のゲームプレイと不健康な生活習慣との関連性は、確かに認められるとの考察を発表しました。
大学時代に培われた習慣は、その後の成人期にも続いていくものだ。ゲームを長時間プレイし続けないこと、夜ふかししてまでゲームをしないこと、健康的な食事を選ぶことなど、より健康に資するルーティーンを身につけられるならば、卒業後も健康に暮らしていくうえで大切な生活改善につながるだろう。
Siervo教授は、こんなふうにアドバイスしています。
週に10時間以上のゲームプレイが健康な生活スタイルに悪影響をおよぼすということは、つまり1日に換算すると毎日1時間半ゲームを遊ぶ人がこれに該当することに。
ちょっとしたスキマ時間にスマホでプレイするゲームまで合わせると、問題視されたハードコアゲーマー層のプレイ時間に達してしまう人は案外多いのではないでしょうか。
Source: Nutrition

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