Image: Maingear

今から約30年前、Microsoft(マイクロソフト)のWindowsシリーズが覇権を握っていた頃、どこもかしこもベージュ色のデスクトップPCだらけ。学校の情報室に置かれていたPCもベージュ色でしたし、家で母親が使っていたデスクトップPCもそうでした。

昨今自作PC周りのパーツが高騰していることもありますし、既製のゲーミングPCを探している人は増えているはず。黒やシルバーのケースに飽きた人、ボディについてしまう指紋との戦いに疲れた人にとっては、Maingearの「Retro98」のベージュカラーに新鮮さを覚えるかもしれません。

“あの頃”のPCが最先端のスペックで帰ってきた

「Retro98」は昨年Maingearから発売されたノスタルジックシリーズの1つ「Retro95」 の後継機とも言えるPC。

「Retro95」は大きめのGPUを搭載するには少し筐体が小さかったんですが、一方の「Retro98」はATXマザーボードをフル搭載できるほどの中型サイズに。入出力ポートには2つのUSB-A 3.2に加え、USB-C、ヘッドホンジャックを備えていて、筐体上部にあるMaingearのロゴが描かれたカバーの裏に隠されています。パカパカ開けるあの感じ、懐かしい。

またLEDファン速度ディスプレイとターボボタンも搭載。自作PC勢にとっては、懐かしさ全開のマシンと言えそうです。

Image: Maingear

いくらノスタルジックなPCとはいえ、流石にフロッピー用のドライブはありません。ただレトロな見た目が気になる「SilverStone FLP02 case」の改造版を筐体に採用しており、上部の3つのトレイはアダプターケージ付きの5.25インチ拡張ベイに。また最上位モデルでは、2つのベイの裏側に水冷用のポンプとリザーバーが設置されています。見た目はクラシックでありながら、実用性もあるのが魅力です。

「Retro98」は3構成で発売中。いずれも32GBのRAMと2TBのSSDストレージを搭載しています。もしフレームレートを求めるなら、それなりにお金もかかりそう。

「Intel Core Ultra 7 265K」CPUと「Nvidia GeForce RTX 5070」GPUを搭載したモデルが2500ドル(約39万円)で、「AMD Ryzen 7 9800X3D」CPUと「RTX 5080」GPUの組み合わせだと3500ドル(約55万円)。最新最強を求めるなら、「AMD Ryzen 7 9850X3D」CPUとゴツい「RTX 5090」GPUを積んだモデルも。こちらは5000ドル(約79万円)で、もはや中古車レベルです。

Maingearでは、手持ちのメモリモジュールを送るだけでPCに内蔵してくれる「BYO RAM」プログラムというサポートもありますが、「Retro98」は対象外。ただ米Gizmodoの取材では、「最初からKingston製RAMを搭載済み。限定生産ながらパーツは確保できている」とのことなので、メモリとストレージの心配はなさそうです。

ただ在庫に限りがあるようで、ベースモデルは32台に加え、上位の液冷搭載版がわずか6台のみ(こちらはなんと9800ドルで約154万円)。すでに売り切れのモデルも出始めています。

Source: MAINGEAR

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