この記事は以下の動画を基に、動画投稿者の承諾を得た上で、AIライターが執筆しております

YouTubeチャンネル「みんなの健康塾ちゃんねる」が、「【呼吸器内科医が解説】『COPDの話』(慢性閉塞性肺疾患)」と題した動画を公開。川崎幸クリニックの呼吸器内科・幸山正医師が、主に喫煙を原因とする肺の病気「COPD(慢性閉塞性肺疾患)」について解説した。

「階段を上ると息が切れる」「咳や痰が増えた」といった症状を、「年のせい」と自己判断していないだろうか。
幸山医師は、中高年で喫煙歴があり、こうした症状に心当たりがある場合、『COPD』(慢性閉塞性肺疾患)の可能性があると警鐘を鳴らす。COPDは呼吸機能検査によって診断され、放置すると進行し、重症化する病気だ。

幸山医師は、多くの人が混同しがちな「年齢による息切れ」と「COPDによる息切れ」の違いを明確にした。
年齢によるものは呼吸筋の衰えが原因であるのに対し、『COPD』は「肺そのものが壊れている」状態であり、根本的に異なると説明した。

『COPD』の病態は、気道が炎症で狭くなる「慢性気管支炎」と、肺の末端にあるガス交換を担う肺胞が破壊される「肺気腫」が合わさったものだ。タバコの煙などの有害物質を長期間吸い込むと、体を守るはずの白血球が過剰に活性化し、肺の組織まで溶かしてしまうという。幸山医師によれば、喫煙者の10人中1~2人が『COPD』を発症するリスクがある。

特に怖いのは、風邪などの感染症をきっかけに症状が急激に悪化する「増悪(ぞうあく)」だ。
一度『増悪』を起こすと、呼吸機能は階段状に低下し、「回復しても元の機能には戻らない」と幸山医師は指摘する。『増悪』を繰り返すほど予後が悪くなるため、手洗いやワクチン接種(インフルエンザや肺炎球菌)などの予防が極めて重要となる。

『COPD』は、単なる加齢現象ではなく、肺が徐々に破壊されていく病気である。喫煙が最大の原因だが、受動喫煙や大気汚染などもリスク因子となる。気になる症状があれば「年のせい」と軽視せず、専門医に相談することが、将来の健康を守るための第一歩と言えるだろう。

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