能登半島地震で倒壊の輪島「五島屋ビル」 2人犠牲の原因 “耐震基準前の古いビル 揺れに弱い構造”
国交省は今月、能登半島地震で倒壊した石川県輪島市の五島屋ビルについて、耐震基準の確立前に建てられたことなどが原因だとする報告書を取りまとめしました。
16日の閣議後、国土交通相が行った会見。
言及されたのは…
金子 恭之 国交相:
「基礎杭の耐震設計が確立していない時期、50年前でありましたけど、その時期に建築されたもので、外力に弱い基礎杭であった」
石川県輪島市にあった「五島屋ビル」の倒壊原因について。
国交省が発表した報告書案では、五島屋ビルは基礎杭の耐震基準が確立された1981年より前に建てられていて、揺れに対して弱い構造であったことなどが明らかになりました。
また、ビルを支える柱が均等に配置されておらず、特定の柱にビルの重さが集中。
抵抗力の弱い基礎杭に負荷がかかり、地盤が軟弱だったことも重なって、ビル全体が徐々に沈下し倒壊に至ったといいます。
国交省は今後、現行の基準が導入される前に建てられた全国の建物について、転倒の可能性や改修方法について検討を進めていくとしています。
