ロバーツ監督「ヤマモトは最後の投手だった」完投から中1日でのブルペン待機「(登板していたら)彼が必要なだけ投げただろう」

ブルペンでアップしていた山本由伸を労う佐々木朗希 写真:AP/アフロ
<2025年10月27日(現地時間)=ロサンゼルス/ドジャー・スタジアム>
延長18回、6時間を超える歴史的な試合となったワールドシリーズ第3戦。ドジャースはフレディ・フリーマンのサヨナラ本塁打でブルージェイズを下し、シリーズを2勝1敗とリードした。
試合後、デーブ・ロバーツ監督は会見で、試合終盤にブルペンで登板準備をしていた山本由伸について語った。
「ヤマモトは休みを挟んで登板する可能性がありましたが、最後のイニングで投げる準備をしていました。彼が必要なら投げてもらうつもりだった。彼が最後の投手でした」とロバーツ監督。
前回登板(第2戦)で9回1失点完投という圧巻の投球を見せた山本だが、リリーフ陣を使い果たしたこの試合では、わずか中1日で再登板に備えていたという。
指揮官はその姿勢を高く評価し、「選手たちはチャンピオンシップを勝ち取るためなら何でもする。彼らはすべてを懸けている」と語った。山本もまた、その精神を体現した一人だった。
試合は延長戦に入り、ブルペンにはカーショウ、クライン、ロブレスキーらが次々と肩を作る中、山本も静かにキャッチボールを続けていた。
マウンドに上がることはなかったが、もしもう1イニング続いていれば、シリーズ第2戦で完投した右腕がリリーフ登板する可能性もあった。
ロバーツ監督は「ヤマモトは昔ながらの投手。投げることを恐れない。準備、フォーム、心構え、すべてにおいて本当に真摯な選手だ」とそのメンタリティを称賛。さらに「彼が必要なだけ投げただろう」と語り、チームの信頼が絶対であることを強調した。
この日、チームは総力戦の末に勝利をもぎ取った。18イニングを通じて奮闘した投手陣の中で、実際に登板せずとも存在感を放った山本由伸。
ロバーツ監督の言葉が示す通り、彼は"最後の切り札"として静かにその時を待っていた。
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