口唇ヘルペスに効く市販薬9選!|原因や症状に合わせた選び方や注意点も【薬剤師解説】
口唇ヘルペスとは?症状は?
口唇ヘルペスとは、単純ヘルペスウイルス(HSV-1) によって引き起こされる感染症で、唇やその周囲に水ぶくれや炎症が生じるのが特徴です。
初期症状→水ぶくれ→かさぶた→治癒 という経過をたどります。
1)違和感・ピリピリ感(初期症状)
ヘルペスが発症する前に 唇や口の周りがチクチク・ムズムズする違和感が現れる。
早期に気付くことで、治療薬の効果がより期待できる。
2)水ぶくれができる
透明~黄色がかった小さな水ぶくれが集まって発生し、痛みやかゆみを伴うことが多い。この時期が最もウイルス量が多く、感染力が高い 。
3)かさぶたができる
水ぶくれが破れた後、ただれたり、かさぶたが形成される。自然に剥がれるまで触らないことが大切 。
4)治癒する
1~2週間ほどで自然に治るが、ウイルスは体内に潜伏し、疲労やストレスなどで再発する可能性がある。
口唇ヘルペスの原因や予防法
口唇ヘルペスの原因は 単純ヘルペスウイルス1型(HSV-1) です。
一度感染すると、ウイルスは三叉神経節に潜伏し、以下のような免疫力の低下によって再発します。
・ストレスや疲労
・風邪や発熱
・紫外線の影響
・体調不良やホルモンバランスの乱れ
・唇の乾燥
再発を防ぐために、以下の習慣を取り入れることが有効です。
・ストレス管理
・睡眠をしっかりとる(7時間以上推奨)
・適度な運動(ウォーキング、ヨガなど)
・瞑想や深呼吸でリラックスする
・バランスの良い食事を摂る(ビタミンC・ビタミンE・亜鉛など)
・紫外線対策をする(おすすめはSPF30以上のリップクリーム)
・患部に触らない
・タオルや食器の共用を避ける
・ヘルペスがあるときは、キスや口元への接触を控える
口唇ヘルペスの薬は市販されている?
はい、一部市販されています。
口唇ヘルペスの治療には抗ウイルス薬が有効ですが、内服薬(飲み薬)は処方薬のみであり医療機関への受診が必要となります。
市販薬で購入できるのは、外用薬(塗り薬)のみです。
マツキヨやウエルシアなどのドラッグストアで購入することが可能です。
【症状別】口唇ヘルペスにおすすめの市販薬の選び方
口唇ヘルペスの症状や発症タイミングによって、適切な市販薬を選ぶことが大切です。
この記事では、症状別におすすめの市販薬を紹介し、どのような症状のときにどのタイプの市販薬を選べばよいかを解説します。
実際に薬剤師が選んだ薬を見たい方はこちらへ
初期症状がある方には【抗ヘルペス成分配合の外用薬】
口唇ヘルペスは、発症前のピリピリ・ムズムズする違和感(前駆症状)がある段階で、早めに抗ウイルス外用薬を塗ることで進行を抑えられます。
抗ヘルペス治療薬であるアシクロビルやビダラビンが配合されている塗り薬がおすすめです。
使用のポイントとしては少し変だな、と感じたタイミングですぐに使うことです。
前駆症状を感じたらすぐに塗布して早めに治療しましょう。
1日に複数回、指や綿棒で優しく塗ると効果的です。
体力低下が気になる方には【ビタミン剤】
口唇ヘルペスは、ストレスや疲労による疲労の蓄積、これに伴う抵抗力(免疫機能)の低下が引き金となって再発しやすくなります。
免疫機能をサポートするビタミンを補給し、体の防御力を高めることをおすすめします。
おすすめの成分としては、ビタミンCやビタミンB群、そして亜鉛です。
使用のポイントとしては、用量を守り毎日摂取することです。
また風邪を引いたときや疲れがたまっているときに特に意識して補給すると効果的です。
ヘルペスが再発しやすい方には【SPF30以上のリップクリーム】
紫外線は口唇ヘルペスの再発を引き起こす大きな要因の一つです。
紫外線(特にUVB)は皮膚の免疫機能を低下させ、HSV-1(単純ヘルペスウイルス1型)の再活性化を促進することが確認されています。またSPF30以上のリップクリームを使用することで口唇ヘルペスの再発率が低下することが示唆されています。
日常的にSPF30以上のリップクリームを使用することで、紫外線ダメージを防ぐことで、ヘルペスの再発リスク軽減が期待できます。
