【来週の注目材料】米雇用統計はやや弱め見込み
その他の関連指標は基本的にこの後の発表。
1日の3月米ISM製造業景気指数は49.8と前回の50.3及び好悪判断の境となる50.0を下回る見込みとなっています。内訳のうち、前回一気に6.5ポイントの悪化で48.6まで落ち込んだ新規受注と2.7ポイントの悪化で47.6となった雇用の数字にも要注意です。同時刻に発表される2月の米雇用動態調査(JOLTS)は求人件数の予想が769万件と前回の774万件から小幅悪化見込みです。昨年の平均809.1万件から大きくはずれておらず、水準的に強いとは言えないものの、深刻な状況でもありませんが、予想からの乖離が目立つ指標である点には要注意です。
前回前月比+7.7万人となった2日の3月ADP雇用者数は+11.9万人と小幅改善見込み。3日の3月ISM非製造業景気指数は53.1と2月の53.5から小幅低下見込みも、50超えを維持するしっかりした水準が見込まれています。
これらを受けて今回の予想は非農業部門雇用者数が前月比+13.5万人と前回からこはば鈍化見込み、失業率が4.1%での横ばい見込みです。予想を超えて鈍化が目立った場合は、米早期利下げ期待や年内3回の利下げ実施期待につながり、ドル売りとなる可能性があります。
MINKABUPRESS 山岡
