精神科医が解説、双極性障害とうつ病は見分けにくい

メンタルヘルスの専門家、生活に役立つメンタルヘルスチャンネルが「双極性障害・双極症の８つの特徴【うつ病と区別が付きづらい】【過眠・過食】」というタイトルの動画を公開しました。動画では、主に精神科医や臨床心理士としての視点から、双極性障害の特徴やその診断の難しさについて語られています。

この動画冒頭で彼は、双極性障害が多くの場合、長期間の鬱状態の後に突然の躁状態になることで診断されるが、実は「鬱病とは最初から別の病気です」と強調しました。鬱病の鬱状態と、双極性障害の鬱状態には顕著な違いがあるとのことです。特に双極性障害では、過眠や過食、体が重くなる感覚といった特徴的な症状が現れると解説されています。

さらに、動画では双極性障害の躁状態について、「気持ちが大きくなり、無茶な買い物や大胆な行動に出ることがある」と注意を喚起。鬱状態に戻る際には重大な決断が裏目に出ることが多く、「生活に影響を及ぼす」と述べています。

動画の締めくくりでは、治療の重要性に触れ、「治療には時間がかかりますが、双極性障害は薬による治療で感情の変動を最小限に抑えられる」として、適切な治療を受けることの重要性を説いています。視聴者には、「双極性障害について思い当たる症状がある場合は、精神科に相談してみましょう」とアドバイスを送るとともに、動画の評価とチャンネル登録を促しています。