リバプール・クロップ前監督を侮辱か プレミアリーグ審判員が一時停職処分に
イングランドのプロ審判協会(PGMOL)がプレミアリーグのデイビッド・クート審判員(42)を一時職務停止処分とした。英メディアが11日、一斉に報じた。
クート氏がリバプールのユルゲン・クロップ前監督を侮辱したとされる動画がSMSで拡散されているもので、動画の真偽は不明。PGMOLは調査が終わるまで処分を継続する。
動画は20年7月にクート氏が主審を務めたリバプール―バーンリー戦に関するものとみられる。試合は1-1で引き分けたが、クロップ前監督はリバプール選手に対するタックルがファウルに取られなかったとして、試合後にクート氏を批判していた。動画では、クート氏とみられる人物がリバプールやクロップ前監督を侮辱する言葉を口にしているという。リバプールは動画の存在は確認しているものの、調査終了までコメントなどは発表しないとした。
クート氏は18年からプレミアリーグの審判員を務めている。9日にリバプールの本拠アンフィールドで行われたアストンビラ戦でも笛を吹いていた。