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おかやまマラソン2023が11月12日に開催され、秋の岡山路を約1万6千人のランナーが駆け抜けました。

【写真を見る】「フルマラソン・4時間切って最高のプロポーズを」市民ランナーたちそれぞれのドラマ 57歳黒田さん「サブ4達成」なったか

フルマラソンに挑戦しました人たちには、それぞれのドラマがありました。

イブニングニュースでは「おかやまマラソンに特別な思いを持って臨むランナーの皆さん」を募集していたのですが、その応募してくださった方の一人が、笠岡市に住む黒田直之さんです。

黒田さんは、女性にプロポーズをするため、目標とする「4時間以内のフィニッシュ」を目指して大会に挑んでいました。

妻から「プロポーズをしていないんじゃない」と言われて

(黒田直之さん(57))
「こんにちは」

おかやまマラソン2023の本番前日に会った、イブニングニュースに応募してくれた岡山県笠岡市の黒田直之さん(57)です。

(黒田直之さん)
「妻から、実はプロポーズをしていないんじゃないと言われて、ずっと心に残っていまして」

おととし(2021年)3月、妻の香さんと約2年の交際を経て入籍した黒田さん。しかし、実はまだ正式なプロポーズをしていませんでした。

そこで黒田さん、「夫としてのけじめ」をつけたいと、おかやまマラソンで4時間以内にフィニッシュする「サブ4」を達成し、正式にプロポーズをしたいと決めたのです。

去年は足をつり断念...今年こそは「最高のプロポーズを」大作戦

(黒田直之さん)
「今年こそはと思いつつも、コロナでマラソンが中止になって、プロポーズの機会が飛んで、去年こそはと思って」

黒田さんは去年の大会でも、「サブ4を達成して香さんへにプロポーズをしよう」と考えていましたが、途中で脚がつってしまい、断念せざるを得ませんでした。

(黒田直之さん)
「香さんには、色々支えてくれた恩があります。香さんは、プロポーズをすごく待ちわびています。ぜひサブ4を達成し重たい完走メダルをかけて、最高のプロポーズをしてやりたいと思っています」

「プロポーズ一直線」!黒田さんは走り続けて...

そして迎えた黒田さん勝負の日。

(黒田直之さん)
「調子はもうベストです。妻が待っているので、必ずプロポーズをしたいと思います」

妻に「愛」を伝えたい。黒田さんは、フィニッシュ地点で待つ香さんに、4時間以内に会うべく走り続けます。

(黒田直之さん)
「順調です。ぜひプロポーズを」

途中雨の影響もあり、思うような走りができません。それでも黒田さんは香さんへの愛を力に、前へ前へと走り続けます。

(黒田直之さん)
「ちょっとギリギリではあるんですけど…」

(沿道の声援)
「黒田さん頑張って!」

(黒田直之さん)
「頑張ります!サブ4」

ゴールのシティライトスタジアム。香さんと約束していた「サブ4」まで、あと1分あまり。黒田さんは果たしてゴールが出来たのでしょうか?

全力をふり絞りラストスパート!間に合った??

4時間まで残り1分を切ったその時、スタジアムに黒田さんの姿が!

全力をふり絞りラストスパートです。

黒田さん、目指していたサブ4を達成しました。

残すは僅か38秒でした。

スタジアムの外で香さんが待っていました。

(香さん)
「おめでとう!よかった!」

そして、いよいよプロポーズ 香さんは

(黒田直之さん)
「今まで以上に幸せにしていくので、これからも生活を続けていってください」

(香さん)「よろしくお願いします」

(黒田直之さん)
「指輪を用意していないんだけど、これからも一生お世話をお願いします」

黒田さんは香さんに「完走メダル」を掛けました。

(香さん)
「よく頑張りました」

(黒田直之さん)「きょうは最高の日になりました」

(香さん)
「感無量です。無事完走できたことが一番嬉しくて。直之さんは黒田家の誇りです」

(黒田直之さん)
「香さんの笑顔に早く会いたくて、その気持ちが『サブ4』につながったのだと思います。きょうが一番うれしい」

【スタジオ】
さまざまなドラマを胸に走ったそれぞれのおかやまマラソンです。

大会の模様は、今夜(22日)8時からRSK地域スペシャル メッセージで、詳しくお伝えします。