相次ぐ台湾品種の中国栽培、「マンゴーパイン」も 種苗の不正流出厳罰化へ
過去には日本に多く輸出されている枝豆やパイナップルの「金鑚」が中国で栽培されていた。今回新たに分かったのは、2019年に新品種として誕生した「台農23号」。マンゴーのような香りがすることから「マンゴーパイン」とも呼ばれる。
中国側に栽培許可などに関する証明書の提出を求めることが困難な上、パイナップルはヘタさえあれば栽培できることから、流出ルートを調べるのも難しいという。
ただ台農23号については、2021年に日本の農林水産省に品種登録を出願。昨年、受理された。陳氏は、正式に品種登録されれば中国で栽培された台農23号は日本に輸出できなくなるはずだと説明した。
パイナップルは種苗の輸出において同委の許可が必要な農産物と定められている。これに加え、不正な種苗の輸出について従来の行政罰から刑事罰を科す内容を盛り込んだ関連法の改正案が今年3月、立法院に送られた。
改正案では、違反した場合3年以下の有期刑か拘禁刑に処し、罰金60万以上300万台湾元以下(約260万〜1300万円)を併せて科すこともできるとしている。
(楊淑閔/編集:楊千慧)
