「いずれ未来につながる」失速 笹生優花はジャッジミスたたり2勝目ならず
首位と1打差の2位から出て、昨年の「全米女子オープン」に続く米ツアー2勝目を狙った笹生優花だったが「76」と失速。風、クラブのジャッジミスもたたり、トータル8アンダー・32位タイに終わった。それでも「結果はよくなかったけど、楽しくゴルフはできたし、いろいろ勉強になった」とその表情は明るい。
この“勉強”できた部分については、「コンディションに応じて対応できるように、これから練習していきたい」と話す。その一つが、朝から強く吹いた風。「ここまでの2日間と逆だったので、それに対応できなかった」と判断に迷う場面も多かった。2番のパー5では、左ラフからの2打目をフェアウェイに戻し、3打目を3メートルにつけバーディが先行したが、結果的にスコアを伸ばしたホールはそこだけになってしまった。
5番パー4では、打ち上げのグリーンに対してフォローの風が吹くなか放った2打目が、「このくらいだろうなと思った予想が合っていなかった」と3ヤードほど狙いに届かず、傾斜で下まで戻された。ショット自体は「難しくなかった」というが、この“誤差”がボギーにつながった。
さらに後半の14番パー5では、ティショットをロストし打ち直すことに。続けざまに浮き島に向かって打つ15番パー3でもティショットにミスが出て、ここは手前の池につかまった。「クラブ選択がよくなかった」と、これもジャッジの狂いがダブルボギーという結果になってしまう。
前日まで2日続けてボギーフリーの快走をみせたが、一転、最終日は1つのダブルボギーに4つのボギーを叩くことに。こういった一つひとつを是正していくこと、それが冒頭の「勉強」という言葉につながっていく。ただ、この日の経験については、「役に立つかどうかは分からないけど、役に立てばいい。無駄にはならない」と感じている。そして「結果がよくても悪くても、経験していけば、いずれ未来につながっていくと思う」と続ける。
次戦のテキサス、カリフォルニアと、米本土での連戦は残っている。まずはすぐにお隣のテキサス州に移動し、一旦、優勝争いの疲れを抜いてから「初めて」というコースでの調整を開始する。「きょうの経験がなかったら、今度こういうことがあってもどうしたらいいのか分からない。経験したから、今度は“ちょっと”思い出すかも(笑)」。最後は楽しくも、「余裕はなかった」という一日を明るく笑い飛ばした。(文・間宮輝憲)
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