セルティックFW古橋享梧【写真:Getty Images】

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CLグループ開幕戦で昨季覇者レアルと対戦、スペイン紙のインタビューでこの一戦に言及

 スコットランド1部セルティックは現地時間9月6日、UEFAチャンピオンズリーグ(CL)のグループステージ開幕戦でスペイン1部レアル・マドリードと戦う。

 この一戦を前に、日本代表FW古橋亨梧がスペイン紙のインタビューに応じ「偉大なチームが僕らのスタジアムに来るというのは、信じられない」と、興奮を隠し切れない様子を窺わせた。

 セルティックは、昨季のスコティッシュ・プレミアシップ覇者としてCL本戦に出場。グループFでドイツのRBライプツィヒやウクライナのシャフタール・ドネツク、さらには、昨季覇者レアルと同組となったなか、ホームで行われる今大会初戦でそのレアルを迎える。

 古橋は3日のスコティッシュ・プレミアシップ第6節・レンジャーズとの「オールドファーム」にスタメン出場するも、開始早々に相手と接触した際に左肩付近を負傷。治療後、再びピッチに戻ったもののプレー続行不可能となり、前半5分でギリシャ代表FWギオルゴス・ギアクマキスとの交代を余儀なくされた。

 CLレアル戦の出場も危ぶまれたが、アンジェ・ポステコグルー監督は前日会見で古橋の状態について「問題ないように見えた。彼は出場が可能だ。試合に使うかどうかはこれから決めなければいけないが、トレーニングをフルでこなしている点から状態に問題はない」と明かしている。

 古橋本人も、レアルとの一戦に興奮を隠し切れないようだ。スペイン紙「エル・ムンド」のインタビュー上で、「マドリードのような偉大なチームが僕らのスタジアムに来るというのは、信じられないことです。自分たちがどれだけやれるか、達成できるかを試すつもりです。本当に興奮しています。僕らには自信がありますし、とても良い結果を残せると思います」と、名門クラブとの戦いを心待ちにした。

 セルティックにとっては昨季チャンピオンとのCL開幕戦という特別な一戦。それでも、古橋は「誰に対しても同じように準備し、これまでと同じようにベストを尽くすつもりです」と気負いなく戦うことを明言し、必勝を誓っていた。(FOOTBALL ZONE編集部)