空港でプラカードを掲げ、注意喚起を行う警察官

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(台北中央社)内政部(内務省)は19日、カンボジアで高収入の仕事があると誘われたものの、実際には現地で監禁や暴行、人身売買などの犯罪被害に遭ったなどとする通報が、全国の警察機関で420件受理されたと発表した。

この日は徐国勇(じょこくゆう)内政部長(内相)、蔡清祥(さいせいしょう)法務部長(法相)らが出席した対策会議が開かれた。蔡氏は、カンボジアなど海外での仕事は詐欺や人身売買、組織犯罪に加担する恐れがあるとし、検察や警察機関が全力で連携し、取り締まりを強化すると語った。

同部によると、すでに警察機関は捜査を通じて20件67人を摘発し、うち22人の身柄を拘束したという。

またこれらの背後では台湾の暴力団が現地の反社会的勢力と結託し違法行為を行っていると指摘。詐欺や人身売買は暴力団の主な財源になっており、その裏では組織的犯罪に関与していることを示していると警鐘を鳴らした。

(頼于榛/編集:齊藤啓介)