経済成長が続き、新興企業も次々と誕生している中国だが、企業経営の方法については日本企業から学べることが多くあるようだ。中国メディアの網易はこのほど、「日本企業から中国人が学べることはどれほどあるか」と題する記事を掲載した。(イメージ写真提供:123RF)

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 経済成長が続き、新興企業も次々と誕生している中国だが、企業経営の方法については日本企業から学べることが多くあるようだ。中国メディアの網易はこのほど、「日本企業から中国人が学べることはどれほどあるか」と題する記事を掲載した。

 記事は、日本企業から学べることを「3つ」挙げている。まず1つ目は「細やかな管理」だという。企業にとって文書管理は重要であると同時に非常に煩雑な作業と言えるが、この点で日本は機密文書を安全に保管しており、細かな規定が設定されていると伝えた。また、コア技術の保護や管理も徹底しており、これにより競争力を維持していると称賛した。

 2つ目は「防災」の分野だ。災害の多い日本では企業の防災システムが整っていると伝えた。これには、防災情報をまとめた防災カードや、非常用持ち出し袋、防災マニュアルを準備することや、防災訓練を行うことなどを含むという。中国では個人も企業も防災意識が低く、日本のような準備をしていないことが多い。

 3つ目は日本企業の「研究文化」だ。日本企業は「孫子の兵法」と「孔子の論語」を結合させた経営管理を提唱していると紹介した。従業員は、孫子の兵法から任務遂行のための具体的な方法を策定し、論語から「事を行うにはまず十分な準備が必要」ということを学び、準備として技術を獲得することを重視していると伝えている。また、中国では他人の成功から学んで模倣する傾向が強いのに対し、日本は他人の失敗を研究して対策をとるという違いがあるとも分析した。

 記事は最後に、日本企業の「完璧を追求する」姿勢を称賛し、中国企業も日本企業から学ぶことで長所を伸ばして短所を補うよう勧めた。(編集担当:村山健二)(イメージ写真提供:123RF)