大型航空機を作れずとも、宇宙開発では世界トップ3に入る日本=中国
記事は、宇宙開発の分野で日本は、「はやぶさ」や「はやぶさ2」が輝かしい成果を収めているのに対し、航空機分野では長年開発が行われてきたが、なかなか成果をあげられていないと主張。三菱重工業が研究開発を進めてきた国産初のジェット旅客機「スペースジェット」の事業が凍結となってしまったことを紹介した。
さらに2つ目として、技術の蓄積を挙げ、日本は戦後、航空機の開発が禁止されていたことで技術の空白があると指摘し、それゆえ海外技術への依存度が高いと強調する一方、宇宙開発では日本独自の技術を多く有しているとした。このため航空機開発には時間がかかるが、宇宙開発では長年の研究の蓄積により基幹技術を掌握しているので、惑星探査の分野では世界トップレベルになったと分析した。
また記事は3つ目として「資金力」を挙げ、「恐らくこれが最大の要因」だと主張した。航空機開発は民間企業によるものであり、コストの問題は避けられないが、宇宙開発では資金不足の心配は少ないとしている。
実際には他にも様々な要因があったと考えられるが、いずれにしても「スペースジェット」事業の凍結は非常に残念なことだ。スペースジェットとのライバルとも言われた中国の国産ジェット機「ARJ21」は、2020年に24機を納入しており、この分野では中国に大きく水をあけられた状況となっている。(編集担当:村山健二)(イメージ写真提供:123RF)
