次戦出場停止の酒井宏樹の代役は? 市川大祐が見たフランス戦。「個」の局面で大きな進歩を実感した【東京五輪】
そういうプラスアルファの良さが発揮されているのも、チームのベースとなるしっかりとした守備があってこそ。それを支えているのは、個の局面での強さです。
コンパクトな陣形を保ち、チーム一丸となって戦術的に守備をしていても、結局そこは個人で外されると全てが崩れてしまう。局面で自分たちが勝るからこそ、そういう戦術も組めるわけで、自分たちが思い通りのプレーが多くできているというのは、個のところの優位性を相手に作らせない、逆に日本がその優位性を作ることが出来ているということです。
フランス戦では局面で勝っていたシーンが多かった。そのため、全体を見渡す、状況を見てプレーする落ち着きというか、余裕というか、そういう部分も見られました。
もちろんチームワークは今までもあったと思うのですが、「個で負けない」ところが非常に伸びてきていると感じます。これまでは組織として守ることに主眼が置かれていましたが、今はそこを「個」で守れる。サポートありきではなくて、「個」があっての戦いができるという強みを特にフランス戦では感じました。
【著者プロフィール】
市川大祐(いちかわ・だいすけ)/1980年5月14日、静岡県出身。現役時代は日本代表の右サイドバックとして活躍したクロスの名手。1998年に17歳でA代表デビューすると、2002年の日韓W杯でも活躍。アカデミー時代から過ごした清水ではクラブ歴代3位となる325試合に出場した。2016年に現役引退後は指導者の道に進み、現在は清水エスパルスJr.ユースU-15で監督として活躍中。
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