【海外発!Breaking News】髄膜炎で手足の一部を失った女性「傷痕は隠さない」「パラリンピックで金メダルを目指す」(伊)<動画あり>
【この記事の動画を見る】
イタリア北部ボローニャに住むヴェロニカ・ヨーコ・プレバニさん(Veronica Yoko Plebani、25)は、自らのことを“髄膜炎のサバイバー”と呼んでいる。ヴェロニカさんは2011年4月、15歳の時に細菌の感染によって急速に髄膜に炎症を起こす「急性細菌性髄膜炎」を患った。
ヴェロニカさんは「傷痕が一番酷いのは脚ね。皮膚が伸びないからケアが欠かせないの。それに腕や顔にも傷が残っているわ」と明かし、手術後の心の葛藤について次のように語った。
「手術からしばらくの間は、手足を隠していたの。周りの人にショックを与えたくなかったし、人にジロジロみられるのは気持ちがいいものではなかった。それに傷痕を見せるには勇気が必要だったから。」
「でも時間が経つにつれて、『私の傷は私の身体。私の身体は私そのものなんだ。人と違っていいじゃない』と思えるようになったの。だから自分の身体を隠すことを止めて、SNSでありのままの自分をさらけ出すことにしたのよ。人は多様性のある身体を知るべきだし、慣れる必要があると思うの。」
「SNSへの反応は意外なほどよくて、私に特別な力を与えてくれたわ。それで入院している時には『きっと私にはこういうことはできないだろう』と思ったことでも、まずは挑戦してみることにしたのよ。」
実は病気を患う前はスノーボーダーだったヴェロニカさんは、退院後すぐにカヤッククラブに参加し、「水の中では障がいを持っていることを感じない」と水泳も始めた。そして2014年にはソチで開催された冬季パラリンピックにスノーボードで出場し、2016年はカヤックでリオデジャネイロでのパラリンピックに参加した。
また2017年にはトライアスロンを始め、同年に開催されたパラトライアスロンワールドカップを含む2つの大会で金メダルを獲得した。次々に新しいことに挑戦してきたヴェロニカさんは現在、1週間に5回はプールで泳ぎ、週に5〜6回は自転車に乗り、週2回はランニングをし、3度目となる東京パラリンピックに向けて練習を重ねている。
ヴェロニカさんは「スポーツは私に自信を与えてくれたわ。私はプロのアスリートになったの。これまでは趣味でしかなかったスポーツが、今では私の日常になった。だから病気に感謝しなくちゃいけないと思う」と語り、夢や自分自身についてこのように続けた。
「2度のパラリンピック出場は、私の最大の業績よ。私の夢はこれからの10年で、パラリンピックで金メダルを獲ることなの。髄膜炎にかかったからといって、立ち止まってしまうことはないわ。私の傷は強さの証。私は髄膜炎によって強くなり、自分自身を表現できるようになった。そしてそんな自分を誇りに思っているの。」
「だから同じように病気と闘う人々にはこう伝えたい。『スポーツをしたり、自分が強くなれることに挑戦し、真の自分を見つけて欲しい』とね。」
画像は『Veronica Yoko Plebani 2019年4月4日付Instagram「EQUAL REPRESENTATION!」、2018年10月27日付Instagram「Nothing is impossible」、2020年12月10日付Instagram「I am proud to join #TeamCiti.」、2019年9月2日付Instagram「Tanta felicità, tante lacrime e soprattutto una soddisfazione incredibile che mi ha fatto dimenticare completamente di tutta la fatica!」、2020年6月23日付Instagram「@alessandro_obinu mi ricorda di una bella giornata uggiosa passata insieme ai giardini margherita」』のスクリーンショット
(TechinsightJapan編集部 A.C.)
