田中将大投手(2019年撮影)

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米MLB・ヤンキースから日本プロ野球・楽天に8年ぶりに復帰する田中将大投手(32)の入団会見が2021年1月30日16時30分から行われ、YouTubeなどでも同時配信された。

質疑応答の中で司会者が指名したある「記者」に注目が集まっている。

故・ノムさんとの思い出を聞く

記者との質疑応答の中で、司会者が「ダークスーツの、黒いマスクの方」と指名する。すると「TBS S☆1(エスワン)のマキハラです」と記者席から声があがった。質問者は

「8年前に渡米する直前に野村克也さんとキャッチボールをしたことを覚えていますよね。再び日本でプレーすることになり、あの時を振り返ってどんな思いがありますでしょうか」
「野村さんからの教えで、今も心に残っていることを」

と質問し、田中投手は

「あの時日本での最後の1球を受けていただいて、野村監督のもとで僕のプロのキャリアはスタートしたので、すごく感慨深いものがありました」
「とにかく投手は原点能力が大事だという風に教えられていたので、これからも打者の外角低めにしっかりと投げていく練習は一番していくと思うので、これからも胸に刻み続けながら、しっかりとやっていきたいと思います」

と答えた。

 「TBS S☆1のマキハラ」と聞いて思い出されるのは、巨人に在籍して通算159勝を挙げ、1994年には完全試合も達成した野球解説者の槙原寛己さんだ。実際にTBSで土日に放送のスポーツ番組「S☆1」でレギュラー解説者として出演している。そのため配信を見ていた野球ファンからは、「槙原!?」「あの槙原か」「ミスターパーフェクト質問してて草」など、驚きと突っ込みのコメントが相次いでいた。