「空飛ぶ宮殿」の異名を持つ機内設備がさらに進化!

 アラブ首長国連邦のドバイに本拠を構えるエミレーツ航空は、2021年1月4日からドバイ〜ロンドン・ヒースロー間に、新型シートを備えた新たなエアバスA380型機を就航させました。


エミレーツ航空のエアバスA380型機(画像:エミレーツ航空)。

 最大のポイントは、より快適さが増した「プレミアムエコノミー」で、シート配列は横2-4-2とされ、合計56席が用意されるとのこと。シートピッチは最大40インチ(1016mm)あり、座席部分の横幅も19.5インチ(495.3mm)採られているといいます。各座席はクリーム色の染色防止加工が施された本革製で、ヘッドレストは6方向に調整が可能なほか、フットレストやレッグレストも備えています。

 各座席には各種機内コンテンツを楽しむための、13.3インチのマルチディスプレイがあり、充電ポートやダイニングテーブル、サイドテーブルなども標準で用意されています。

 プレミアムエコノミー以外にもファーストクラスやビジネスクラス、エコノミークラスのすべてにおいて快適性が向上しているそうで、ファーストクラスにはエミレーツ航空の名物のひとつとされる機内シャワースパが用意されています。