頭脳派MFだったピルロの指揮官能力に疑問も ユーヴェの選択は正しかったのか
現在ユヴェントスを指揮するアンドレア・ピルロと、ナポリを指揮するジェンナーロ・ガットゥーゾは現役時代にミランとイタリア代表でチームメイトだった。
2人はミランでチャンピオンズリーグ、クラブワールドカップ、さらにイタリア代表では2006ドイツワールドカップを制覇。選手としての実績は十分すぎるほどだ。
タイプで分けるならピルロは緩急自在のパスでゲームをコントロールする頭脳派MFで、そのピルロをサポートするガットゥーゾは闘志を前面に押し出して相手へ向かっていく武闘派MFだったわけだが、どちらかといえば頭脳派プレイヤーだったピルロの方が指揮官に向いていると思ったサッカーファンも多いはず。
「優れた選手が優れた指揮官になるわけではない。ユーヴェでのピルロを見るといい。ガットゥーゾは多くのことを学んで経験を積み、今ではナポリで上手くやっている。ナポリでも可能な限りそれを長く続けられるだろう」
ガットゥーゾも指導者に転身してすぐに結果を出せたわけではなく、苦い思いも味わってきた。ただし過去の経験を活かし、今ではナポリを魅惑の攻撃軍団へと変えている。セリエAのタイトルを狙うことも不可能ではないだろう。
一方のピルロは現役時代さながら優雅にユヴェントスでの指揮官生活をスタートさせるのではとも期待されたが、ここまでは明らかに苦戦している。このままではユヴェントスが続けてきたセリエA連覇が終わってしまうかもしれない。
ユヴェントスのピルロ招聘は失敗だったのか。ピルロの手腕に疑問を抱き始めたサポーターも出てきている頃だろう。
