出産した赤ちゃんを冷凍庫に入れた14歳の母親(画像は『The Sun 2020年10月28日付「FROZEN TO DEATH Girl, 14, gives birth in secret then puts baby in freezer to die because she is ‘too scared’ to tell parents」(Credit:VK.com)』のスクリーンショット)

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世界で無くなることのない、赤ちゃんの産み捨てや遺棄。このほどロシアで生を受けたばかりの尊い命が母親によって奪われてしまった。母親はまだ14歳とあって予期せぬ妊娠にうまく対処できず、出産した我が子をまるで物のように冷凍庫に入れて凍死させてしまったという。『The Sun』『Mirror』などが伝えている。

今月28日、ロシアのニュースメディア『360tv.ru』が報じた、14歳の母親が生まれて間もない新生児を冷凍庫に遺棄したという事件が多くの人に衝撃を与えている。

母親である少女は名前がアナスタシア(Anastasia)とだけ伝えられており、ロシアのノヴォシビルスク州にあるヴェルフ=トゥラという小さな村に住んでいる。アナスタシアは自分が妊娠していたことを両親にずっと隠したままで、出産当日も家族の知らぬ間に自宅でひとりで産んだとのことだ。

ところがアナスタシアは産まれたばかりの我が子をビニール袋に入れ、自宅ガレージにある冷凍庫に隠した。そしてその日の夜になってもアナスタシアは出血が止まらず、痛みに耐えかねて呻き声をあげていたところ、心配した母親が救急車を呼び彼女は病院へと搬送された。

当初母親は、アナスタシアが以前中耳炎を患っていたため、痛みを訴えるのはそのせいだと思ったようだ。しかし救急隊の問いかけに対して、アナスタシアは赤ちゃんを出産し、冷凍庫に隠したことを告白した。

これによりすぐさま警察がアナスタシアの自宅を搜索し、冷凍庫の中で既に凍死した新生児の遺体を発見した。警察の調べによるとアナスタシアの出産時、自宅に父親はいたものの、庭仕事をしていて気づかなかったとのことだ。

また母親は近所に住む人から「アナスタシアが妊娠しているのでは?」と訊かれたことがあったそうだが、娘の体重が増えただけだと思っていたという。

そして当のアナスタシアは「自分が妊娠していることを両親に打ち明けるのが怖かった」と話しており、新生児の父親は現在16歳で、今年の夏に交際が終わっていたと明かした。

ちなみに地元メディア『radiokp.ru』によると、アナスタシアは学校を頻繁に休んでは夜に出かけて度々問題を起こしていたことから地元警察に問題児として知られていたようだ。

画像は『The Sun 2020年10月28日付「FROZEN TO DEATH Girl, 14, gives birth in secret then puts baby in freezer to die because she is ‘too scared’ to tell parents」(Credit:VK.com)』のスクリーンショット
(TechinsightJapan編集部 MasumiMaher)