内田樹氏

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 神戸女学院大学名誉教授で思想家の内田樹氏が10日、ツイッターに新規投稿。日本学術会議が推薦した新会員候補6人の任命を菅義偉首相が拒否し、その後、菅首相が自身が決裁する段階で6人は除外され99人だったと述べたことに疑問を呈した。

 内田氏は「日本学術会議問題、首相が『自分が決裁した文書ではすでに6名は排除されていた』と言い出しました。『総合的俯瞰的に見て』たんじゃなかったんですね」と菅首相が6人の任命を拒否した理由を説明した時の発言との矛盾点を指摘。「官僚が勝手に忖度してつくったリストを中身を見もせずに『はんこ』を捺しただけという話に落とし込むつもりなんでしょうか」と推測した。

 続く投稿で内田氏は「『嘘つきの陰謀家』とみなされるのと『官僚に振り付けされている中身のない神輿』と見なされるのとどちらがいいかという二者択一を迫られて、首相は断腸の思いで後者を選んだ、ということでよろしいのでしょうか」と投稿した。