柏レイソルのネルシーニョ監督が日本でのキャリアについて言及【写真:小林 靖】

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J1柏のネルシーニョ監督が吐露 「もうブラジルに帰って仕事をする気はない」

 J1柏レイソルを率いるブラジル人のネルシーニョ監督は、日本で初めて指揮を執ってから通算16年目を迎えているなか、「ここ日本でキャリアを終えるつもりだ」と宣言している。

 「ヤフースポーツ」ブラジル版が報じた。

 ネルシーニョ監督は1994年に初来日し、ヴェルディ川崎(現・東京ヴェルディ)のコーチを務め、翌シーズンから2シーズンにわたって監督としてチームを率いた。2003年から05年まで名古屋グランパスエイトで指揮し、09年から14年まで柏で第一次政権を築いてJリーグ、ナビスコカップ(現ルヴァンカップ)、天皇杯など数々のタイトルを手にしている。

 15年から17年のヴィッセル神戸監督時代を経て、19年から柏で第二次政権をスタートさせたネルシーニョ監督は、すぐさまJ2優勝でJ1昇格へと導く手腕を発揮。2月22日のJ1リーグ開幕節・コンサドーレ札幌戦で4-2と勝利し、白星発進を切っていた。

 ネルシーニョ監督は「いくつかの成果を上げた後、2019年の初めに日本に戻ってきた。日本に来てから16年が経ち、再び勝ち始めた」と、長年にわたる日本生活を振り返る。柏で通算8シーズン目を迎えたなか、「柏から25年まで契約を提示されて、それを受け入れることにした」と告白。「ありがたいことだ。私は健康だし、幸せに働いているよ」と充実感を口にしている。

 現在69歳のネルシーニョ監督は、愛着ある柏を“ラストクラブ”と考えているようだ。「もうブラジルに帰って仕事をする気はない。ここ日本でキャリアを終えるつもりだ」と自身のキャリアプランを語っており、日本で監督生活を終える覚悟だという。

「日本語は少し理解しているが、とても複雑で難しい。ポルトガル語は難しいと冗談を言っている日本人を想像してみて」とジョークも飛ばしたネルシーニョ監督。「今、私はJ1リーグで唯一のブラジル人監督だ」とプライドも垣間見せるなか、さらなる栄光に向けて柏とともに人生を歩む考えのようだ。(Football ZONE web編集部)