ASUSの次世代規格「Wi-Fi 6」対応ルーター「RT-AX88U」は現世代でも爆速:旅人目線のデジタルレポ 中山智
本体には4本の外付けアンテナが装着でき、4×4のMU-MIMOとNitroQAMに対応。有線での接続はWANポートがひとつと、LANポートが8つ。これはギガビットに対応。さらにUSB3.0ポートも装備しています。

▲ネットワーク機材の多い筆者には有線ポートが多いのもうれしい
実際に速度テストをしてみると、有線での接続では下りで728.21Mbps、上りで698.56Mbpsを計測。普段筆者が使っている「PR-500KI」が下り641.75Mbps、上り564.88Mbpsだったので、かなり改善されています。

▲普段使っている「PR-500KI」

▲その隣に「RT-AX88U」をセット。

▲「PR-500KI」では下り641.75Mbps、上り564.88Mbps

▲「RT-AX88U」ではは下り728.21Mbps、上り698.56Mbps
Wi-FiではiPhone XSで接続。下りで645Mbps、上りで544Mbpsとなりました。同じくPR-500KIで計測したところ下りで447Mbps、上りで395Mbpsとこちらも速度の改善がみられました。ただしRT-AX88UはWi-Fi 6に対応していますが、iPhone XSは対応していません。というより、スマートフォンやタブレット、PCなどクライアントとしてWi-Fi 6で接続する機器はまだほとんどありません。そのためWi-Fiでの速度計測はIEEE 802.11acでの接続なのですが、それでも速度差があります。Wi-Fi 6の端末が出てくれば、その差はもっと大きくなりそうです。

▲「PR-500KI」では下り447Mbps、上り395Mbps

▲「RT-AX88U」では下り645Mbps、上り544Mbps
ASUSのルーターというと、通信速度だけでなく細かな設定ができるのもポイント。たとえば「ゲームブースト」では、ゲームでの通信を優先的に送信する「LANブースト」や、独自に開発されたGPN(ゲーマー・プライベート・ネットワーク)を使うことで、オンラインゲームに最適な通信経路を確保。オンラインゲームをスムーズにストレスなく楽しめます。

▲少しのラグがゲームの勝敗を左右するシビアなPCゲームには必須機能
個人的に気に入っているのはVPV機能。「PPTP」だけでなく、「IPSec VPN」にも対応しているのが◎。外出先から自宅のネットワークに接続したいときもあるので、ルーターがVPNに対応していると便利です。またRT-AX88UのUSBポートにHDDを接続しておけばMacのバックアップ機能「Time Machine」も使えます。ノートPCはMacBook Airを使っている筆者にはうれしいポイントです。

▲ルーターにVPN機能が搭載されている

▲RT-AX88UにつなげたHDDでも「Time Machine」が使えるようになる
ちなみに「PR-500KI」はNTT東日本から提供されているルーターで、ONU(光回線終端装置)一体型となっています。そのため一見するとONUにほかのルーターはつなげないように見えますが、パネルを外すとLANケーブルでほかのルーターも接続できるようになっています。

▲PR-500KIのパネルを外すと出てくるこのLANケーブルが、ONUとの接続になっている
NTTなどが提供しているルーターは意外と古いことが多く、ルーターを買い換えたいと考えているユーザーも多いと思うので、次世代規格に対応したASUSのRT-AX88Uはかなりオススメですよ。
