[となりのテレ金ちゃん-テレビ金沢]2018年7月24日放送の「仰天コロンブス」のコーナーで、「チャーハン」と「焼き飯」の違いについて調べていました。

普段何気なく聞いているメニューですが違いはあるのでしょうか?


どちらもおいしいことに変りはないが(画像はイメージ)

お店ごとのこだわりがある

番組では、街頭インタビューでチャーハンと焼き飯の違いについて尋ねていました。すると、「同じ、わからない」という解答が多かったものの「紅しょうがあるか、ないか?」「お店で作るのと自宅で作るもの」「卵が入っているかどうか」などいろいろな意見も出ました。

金沢市内で伝説のチャーハンといわれているレタスチャーハンを提供している中華料理店「全開口笑」の方に聞いてみると、お店では、チャーハンの卵を入れるタイミングを重要視しているそうです。

先に卵と具材を炒めてからご飯を入れることで、ご飯がダマにならずしっとりと仕上げられるとのこと。「チャーハンは卵を先に炒めるのが鉄則」と考えています。

それに対して、焼き飯は後から卵を入れるお店もあるのだということでした。

また、語源を調べてみると、関東では「焼き飯」という言葉はほとんどなく、一方で関西では「焼き飯」ということが多いのです。これは、鉄板文化が栄えている関西ならではの言い回しで、「焼き飯」が根付いたということです。

金沢名物の「黒い焼き飯」を提供している「グリル ニュー狸」では、ご飯をじっくり炒め、色を均一にしているそうです。

また、チャーハンは中華料理、焼き飯は大衆料理と定義して、こだわりの焼き飯を提供しているお店もありました。

違いははっきりしませんが、それぞれのお店にこだわりがあるのですね。(ライター:りえ160)