ヴァイッド・ハリルホジッチ監督(撮影:岸本勉/PICSPORT)

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23日のマリ戦、27日のウクライナ戦に向けた日本代表のメンバーが発表されました。宇佐美貴史や本田圭佑など調子を上げている選手が選ばれていることは妥当だと思います。

ただし、僕は乾貴士が選ばれていないことには腑が落ちません。乾は海外で活躍する日本人選手の中でも一番調子がいいと思います。それなのに、なぜ今回のメンバーに入っていないのか。

もちろん、これまでの代表チームでの乾の活躍をみて、すでに「ワールドカップ当確」ということで選んでいない可能性もあります。まだ当落線上の選手を試したかったのかもしれません。ただ、もし本当にヴァイッド・ハリルホジッチ監督がそう思っていても、僕は乾を呼ぶべきだったと思います。

本当はそろそろメンバーを固定し、全体のバランスやコンビネーションを熟成させていく時期です。だったら乾は呼んで、周りの選手たちとどう絡めるのか考えていくべきでしょう。

ハリルホジッチ監督は乾とともに岡崎慎司を招集していない理由を、「得点を取る、取らせるというのが基準」だからだと語っていました。ですが、元々はクラブでゴールを挙げることが選考基準ではなく、クラブで活躍していることだったはずです。

前回まではハリルホジッチ監督の選考基準について、大きく筋は外れていないと思っていました。ですが今回は……。乾を外したことで、僕には監督の意図が見えなくなってしまいました。

ともあれ、もうワールドカップまでに残された時間はあまりありません。ハリルホジッチ監督がどんなチームを作ろうとしているのか、今回の親善試合でじっくり観察しようと思います。