大切なプレゼン中にPCがスリープして大慌て! 転ばぬ先のWindowsプレゼンモードのススメ
こうしたハプニングを避けたいなら、Windows 10の「プレゼンモード」を活用しよう。
Windows 10 Proのみに用意されている機能なので、意外と見落としがちだが、成功するプレゼンには必須の機能なのだ。
●大切なプレゼンにWindows 10の「プレゼンモード」が有効なワケ
大事な会議や商談のプレゼン中、突然、パソコンがスリープ状態になったり、スクリーンセーバーが起動したりして慌てたことはないだろうか。
あるいは、パワポの資料ファイルをダブルクリックするとき、デスクトップの壁紙に設定してある家族の写真がスクリーンに大写しになって、焦ったことはないだろうか。
このように、いつもは自分一人で利用しているパソコンをプレゼンという大勢の目に触れる環境に持ち込むと、思わぬハプニングが起きることがある。
こうしたハプニングを避けたければ、Windows 10の「プレゼンモード」を活用しよう。
このプレゼンモードを利用すると、プレゼン中に突然スリープになったり、スクリーンセーバーが起動したりすることはなくなる。
また、プレゼン中にWindowsからの煩わしい通知メッセージが表示されることもなくなり、プレゼン専用の無難な(安全な?)壁紙を自動的に表示できる。もちろん、突然のサウンドで聴衆を驚かせないように、音声をオフにすることも可能だ。
なお、「プレゼンモード」が用意されているのはWindows 10 Proだけだ。
家庭用のHomeには用意されていないので注意したい。
●プレゼンモードの設定と利用方法
プレゼンモードを設定する方法は、次のとおりだ。

[スタート]メニューを右クリック、もしくは[Win]+[X]キーを押してシステムメニューを表示し、[モビリティセンター]を選択する。

Windowsモビリティセンターが起動したら、[プレゼンテーション設定]のプロジェクターのアイコンをクリックする。

プレゼンテーションモードをオンにしたときの状態を[オプション]で設定して[OK]をクリックする。まず、スクリーンセーバーを無効にするなら[スクリーンセーバーをオフにする]をチェックする。音声を無効にするなら、[音量を設定する]をチェックしてボリュームを最低にする。そして、背景画像を設定するなら、[この画像を表示する]をチェックして、画像ファイルを指定すればいい。[なし]をすれば真っ黒の背景になる。
設定は以上だ。あとは、プレゼンを開始する前にモビリティセンターを起動し、[プレゼンテーション設定]で[オンにする]をクリックするだけだ。これでプレゼンモードがオンになり、設定内容が有効になる。

プレゼンモードをオンにした。先ほど背景を[なし]にしたのでデスクトップ背景が黒になっている。モビリティセンターが不要なら終了するか、最小化しておけばよいだろう。

プレゼンモードがオンのときは、モビリティセンターのプロジェクターのアイコンが点灯する。
プレゼンが終了して通常業務に戻るときは、モビリティセンターの[プレゼンテーション設定]で[オフにする]をクリックする。これでプレゼンモードをオフになり、もとの状態に復帰する。
モビリティセンターを起動するのが面倒であれば、以下のモビリティセンターの本体プログラムのショートカットをデスクトップに作成しておくとよいだろう。
c:\Windows\System32\mblctr.exe
エクスプローラで上記ファイルを表示したら、マウスの右ボタンを押したままデスクトップまでドラッグし、ドロップする。表示されたメニューで[ショートカットをここに作成]を選択すれば、デスクトップにモビリティセンターのショートカットアイコンが作成される。

エクスプローラから「c:\Windows\System32\mblctr.exe」をマウスの右ボタンを押したままデスクトップにドラッグ&ドロップし、表示されたメニューで[ショートカットをここに作成]を選択する。

モビリティセンターのショートカットアイコンが作成される。
井上健語(フリーランスライター)
