J2の“あの一撃”が伝説のベッカム弾超え! 米メディア選定「超ロングシュートTOP10」

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ルーニーの55m弾で超ロングシュートに脚光 ベッカムのかの有名な一撃が2位に

 プレミアリーグ第14節、エバートン対ウェストハムが現地時間29日に行われ、元イングランド代表FWウェイン・ルーニーが約55メートルの超ロングシュートを叩き込んだ。

 これを受けて、米スポーツ専門テレビ局「ESPN」は「ハーフウェーラインを超える超ロングシュートTOP10」を特集。元イングランド代表MFの名手デイビッド・ベッカムらの伝説の一撃などを抑えて、なんと2011年のJ2リーグで生まれたゴールが「ナンバーワン」に選ばれている。

 ルーニーが超ロングシュートを決めたのは、2-0とエバートンが2点をリードして迎えた後半21分のこと。最終ライン裏に抜けたエバートンFWドミニク・キャルバート=ルーウィンのカバーリングに回ったウェストハムのイングランド代表GKジョー・ハートが、ペナルティーエリア外に飛び出して大きくクリアしたところ、ボールは自陣センターサークル付近で待ち構えていたルーニーのもとへ。これをルーニーは迷うことなく右足ダイレクトでキックすると、ライナー軌道のボールがゴールマウスへと一直線。ウェストハム守備陣も呆気に取られるスーパーゴールでハットトリックを達成した。

 このゴールは世界中で驚きを持って伝えられているが、「ESPN」はサッカー史に残る超ロングシュートを紹介している。特に有名なのは、マンチェスター・ユナイテッド時代のベッカムの一撃だ。

 1996年8月17日の敵地ウィンブルドン戦、センターサークル右付近でボールを受けたベッカムは前を向いた瞬間、お馴染みのキックフォームで右足を振り抜く。ロングパスかと思いきや、超高弾道のボールが前に出ていた相手GKをあざ笑うかのようにゴールネットに収まり、ベッカムも会心の表情を浮かべた。ちなみにこのゴールは、同局のランキングでは2位だった。

J2から植田のヘディング弾が1位に選出

 その他にもバルセロナ時代のFWリバウド、リバプール時代の元スペイン代表MFシャビ・アロンソと名うてのキッカーが並ぶなかで、栄えある第1位に選ばれたのはJリーグでの一撃だった。その主役として取り上げられているのはDF植田龍仁朗(現・ロアッソ熊本)だ。

 2011年J2第33節の横浜FC対ファジアーノ岡山戦の後半24分、横浜FCのゴールキックに対してセンターサークル左付近で走り込んだ岡山所属の植田がヘディングで前方にボールを飛ばす。ボールはペナルティーエリア内で大きくバウンドするとGKの頭を越えて、そのままゴールラインを割り、まさかの決勝点となった。

 このシュートについて同局は「ウエダは58.6メートルという今もなお“超ロングヘディングシュート”の世界記録保持者である」と記されている。ルーニーのスーパーゴールによって、世界的にも植田の一撃が脚光を浴びるかもしれない。

【了】

フットボールゾーンウェブ編集部●文 text by Football ZONE web

ゲッティイメージズ●写真 photo by Getty Images

【動画】Jリーグ公式YouTubeチャンネルが紹介した植田龍仁朗の超ロングヘディングシュートと、マンチェスター・ユナイテッド公式ツイッターが紹介したベッカムの50mロングシュート


1位:植田龍仁朗の超ロングヘディングシュート


2位:ベッカムがウィンブルドン戦で決めた50mロングシュート