Google Homeが子供と旦那さんの生活を変えた? 子供は手より声の操作のほうが楽しい

写真拡大

最近、スマートスピーカー(AI搭載スピーカー)が注目されている。
スマートスピーカーとは、
音声で操作できるAIアシスタントを搭載したネットワークに接続できるスピーカーである。
音声検索をしたり、オンラインの音楽やラジオなどを再生したり、対応した家電のスイッチを音声でオンオフしたりできる。

なんとも未来的なデバイスなのである。
AIアシスタントは多くの人が使えば使うほど学習して賢くなるのも魅力なのだ。

筆者もGoogleのスマートスピーカーGoogle Homeを購入した。
正直、物珍しさで購入したものの、実際使いこなせるかは不安だった。

だが、その不安は杞憂であったとすぐに理解した。
このデバイスは使いこなすのではなく、自然にそこにあるべきデバイスだったのである。

Google Homeが筆者の家庭をどう変えたかを紹介していく。

家事と音声コマンドの相性が抜群すぎる
筆者は主婦なので台所に立つことが多い。
作業をしていると、台所から離れられない。
鍋で調理をしていて目を離せないときとか、急にふとBGMが欲しくなることがある。
だが目を離せなかったり、手が汚れていたりすると、音楽を再生することができない。

そんな時は、
「ねぇ、Google(OK Googleでも可)。○○のプレイリストをかけて」
「ねぇ、Google。ニュースを聞かせて」
などと話しかけるだけで、Google Play Musicのプレイリストやラジオニュースを再生してくれるのだ。
音声を認識する感度は非常に良く、ちょっと離れたところから話しかけてもOKだ。

Google Play Musicを利用するには有料プランに入る必要があるのだが、この手軽さを知ると、後戻りはできない。3ヶ月の無料クーポン適用中だが、終了しても継続する気満々である。

出勤前のラジオニュースが日課に
筆者の旦那さんは、朝食を食べるときに必ずラジオニュースを聞いている。
食べながら
「OK Google、ニュースを教えて」
と、毎回、話しかけている。

テレビだと視覚情報も入り、番組自体も長いので短時間で情報を得るのにはあまり向かない。
一方、Google Homeのニュースは5分程度でヘッドラインのみをコンパクトに教えてくれる。
時間のない朝にニュースをチェックするには、とても便利なのである。

また、ニュースのほかにも、radikoのラジオストリーミングにも対応している。
現在は、ラジオが家に無い人も多い。
ラジオが手軽に聞けるのはとても嬉しいポイントである。

音声コマンドなら子供も使いこなせる!
筆者の家には、幼稚園児がいる。
子供はすぐに親の真似をするものだ。
そのためか、OK Googleというワードをあっという間に覚えてしまった。
「OK Google、明日の天気は?」
「OK Google、この曲名を教えて」
「OK Google、ボリュームを下げて」
などと、すぐに使いこなしている。

子供にとっては、機械を手で操作よりも、音声コマンドのほうが直感的に操作できるのだろう。

そして、ユニークなのは、
ただ使いこなすだけではなく、Googleアシスタントと会話を楽しんでいたのだ。
「ねぇGoogle、Trick or Treat」
とハロウィン時期に言うと、ダジャレを言ってくれるのだ。
それが楽しいらしくて、何度も話していた。

「ねぇGoogle、お風呂入ってきたよ」
といちいち報告する様子は、完全にAIとのコミュニケーションを楽しんでいるのだ。
こういうのは、子供の方が順応性は高いかもしれない。

はじめは、音声コマンドよりもスマホなどで操作したほうが簡単だろう、喋るのが面倒くさいと思っていた。
だが、手と口は別々のことをできるので、実は音声コマンドの方が作業を止めずに行える利点があるのだ。

家族みんなでGoogle Homeに呼びかけ、Googleアシスタントとの会話でちょっと和む。
そんなGoogle Homeは、リビングの一員としてこれからも活躍するだろう。


執筆 ちえ