amazonの「ドローン宅配サービス」、なんと日本で実現?
米amazonが、ドローンを利用した空からの配達サービス、「Prime Air」の構想を視診していることは、以前の記事でもお伝えした通り。
→「30分以内に、空から商品をお届け」は実現するか?(https://gakumado.mynavi.jp/gmd/articles/26084)
この時は、構想としては夢いっぱいでも、仮に日本でこのサービスを行うとすると、
などなど、問題山積と書いた。やはり日本ではちょっと無理だろうなあ、というのが正直な感想だったのだが……。
なんと! この「ドローン空輸宅配サービス」が、世界に先駆けてこの日本で実現するかもしれないという、なんとも驚きな話が持ち上がってきた。
新聞各紙の報道によれば、政府(内閣府)が12月15日に開催した「第18回 国家戦略特別区域諮問会議」において、地域を絞って規制を緩める国家戦略特区に千葉市を指定。域内で、ドローンを使った宅配ができるようにする計画を明らかにしたのだ。
同日、首相官邸のサイトで公開された会議の配布資料においても、「千葉市:幕張新都心を中核とした『近未来技術実証・多文化都市』の構築」の項目のなかで、「ドローン等の先端技術の活用:ドローン・自動走行等の活用による子育て世代・高齢者などの利便性向上」として、主に医療用医薬品や生活必需品の配送、さらには高層マンションにおける「垂直的取組」の手段としてドローンを用いる構想が触れられている。
もちろん、この宅配サービスはamazonの「Prime Air」の参入を念頭に置いたもので、新聞報道によれば、東京湾に面する幕張新都心のマンションの周辺に集積ポートを設置。約10キロ離れた物流倉庫から集積ポートまで荷物を運ぶ。ドラッグストアからマンションの各戸のベランダなどに、ドローンで薬を届ける計画もあるという。
とはいえ、法規制は緩和されたとしても、先に指摘した問題点の多くはそのまま当てはまる。特に湾岸地域や高層マンションの間は、浜風・ビル風など、ドローンの飛行に適さない環境条件も予想される。
今後、この構想がどう進んでいくのか注目したい。
