日本の観光地が抱える問題は何か。立教大学客員教授の永谷亜矢子さんは「多くの観光地は、地域の共有財産で金儲けをしてはいけないという呪縛に囚われている。観光客のニーズに応じた適切な価格設定をしないと、観光地の持続可能性は失われる」という――。※本稿は、永谷亜矢子『観光“未”立国ニッポンの現状』(扶桑社新書)の一部を再編集したものです。写真=iStock.com/Thomas Faull※写真はイメージです - 写真=iStock.