来季に向けてインテルが大きな動きを見せている。だが、エリック・トヒル会長の計画は補強だけではない。ビッグネーム放出も含まれている。その一人がディエゴ・ミリートだ。今季で契約が満了する同選手は、ますますアルゼンチン帰国に近づいている。

1999年に彼をデビューさせたラシン・クラブへの復帰は、ほぼ確実だ。そのために、ビクトル・ブランコ会長がイタリアを訪れている。彼はミリート獲得の希望を隠していない。最初の電話でのコンタクトは2カ月前のことだった。だが、今は交渉が活気を帯びている。27日にはブランコ会長とミリートがミラノで顔を合わせている。

ブランコ会長によると、少なくとも交渉をまとめるまで3週間は必要だそうだ。同会長はアルゼンチン『Olé』で、「約20日後、リーグ戦が終わったときにまた会おうと話した」と明かしている。だが『Olé』は、ミリートのラシン・クラブ移籍は確実と報じた。

ミリートはお金を問題にしていないようで、ブランコ会長は彼が「金銭的に大きな犠牲を払う用意が必要」と話している。『Olé』によると、それよりも大事なのは、ラシン・クラブのプロジェクトだという。ミリートは大きな目標を争えるという保証を求めているからだ。

簡単に言えば、ミリートは大幅な減給を受け入れる用意があるが、チームへの投資を求めているということだ。だからこそ、ブランコ会長はイタリアで資金を集めようとしている。まずはウディネーゼと、430万ユーロ(約6億1000万円)でMFロドリゴ・デ・パウルの移籍を交渉。さらにカターニアとは、MFルーカス・カストロの完全移籍に必要な70万ユーロ(約1億円)を話し合っている。

そうなれば、ミリートのラシン・クラブ復帰は現実のものとなるだろう。5年のインテル生活を終えて、彼はアルゼンチンへ戻ることになる。