2日のチャンピオンズリーグ(CL)準々決勝ファーストレグで対戦するチェルシーとパリ・サンジェルマン(PSG)。試合を前に、ジョゼ・モウリーニョ監督とローラン・ブラン監督が、それぞれ会見でやり合っている。

モウリーニョ監督は、フランス・リーグアンが刺激的なリーグではないと話した。ライバル不在でPSGが支配しているからだ。だが、ブラン監督はこの見解に不満のようだ。

「モウリーニョはあまりリーグアンのことをよく知らないのかもしれないね。ただ、私はそうじゃないと思っているがね。ある点については事実を言っている。今のフランスには2つのビッグクラブしかない。その2チームが支配している」

「だがモウリーニョは、わりとある状況だということを忘れてはいけないよ。彼がスペインで指揮していたときも、レアル・マドリーとバルセロナしかなかった。真の答えはピッチで出せる。我々にもクオリティーのある選手たちとチームがいると言うことを示しながらね」

モウリーニョ監督は経験について次のように話している。

「大会もこのレベルになると、チームの経験ではなく、個々の選手の経験が違いになる。PSGには最初のころのチェルシーと共通点がある。ただ、当時はファイナンシャルフェアプレーがなく、状況を変えることができた。だが、PSGはこの2年、レオナルドのおかげで非常に投資をし、素晴らしい選手たちを獲得してきたんだ。個々で見れば、ウチだって経験のない選手たちがいるんだよ」

「逆に、PSGにはチアゴ・モッタ、チアゴ・シウバ、(ズラタン・)イブラヒモビッチ、(エディンソン・)カバーニ、(エセキエル・)ラベッシといった選手たちがいる。だから、この対戦はPSGが有利という私の考えは変わらない。イブラヒモビッチは逆のことを言っているけどね」

「彼の意見は尊重するし、彼は私の意見を尊重している。イブラヒモビッチとの間には友情があるんだ。唯一同意できなかったのは、彼がインテルを去ることを望んだときだけだよ」

いずれにしても、両チームが自分たちのやり方を変えないことは確かだろう。ブラン監督は「自分たちのプレーを変えることはない。ただ、守備はソリッドにならないとね。彼らはカウンターが強いと分かっているのだから」と語った。モウリーニョ監督はこう述べている。

「PSGは、どこが相手だろうと変わらないプレー哲学を保っている。我々も同じだ。我々が自分たちのスタイルを諦めるとは思わない。チアゴ・モッタに好きにさせないようにだけするよ。彼は自分が理想とする位置からプレーを展開できる素晴らしい選手なんだ。アクションを指揮できるんだよ。彼がやりにくいようにしなければいけない」