2014年6月12日のワールドカップ開幕戦の会場となるサンパウロのスタジアムで事故が起き、少なくとも2名が死亡、複数の負傷者が出た。当初は死亡者が3名だとの噂も流れたが、現地警察が正している。

現地時間12時、スタジアムの屋根の最後の部分を作業していた際に、クレーンが倒れて約500トンの鉄骨が落下。現地の報道によれば、同日夜に組織委員会と建設会社「Odebrecht」の間で緊急会議が開かれる予定とのことだ。

「Odebrecht」は13日、建設計画の94%が完了したと発表しており、今月中には完成すると見られていた。5万5000人収容のスタジアム建設には8億5500万ブラジルレアル(約372億円)がかけられていた。スタジアムは1月3日にFIFAへ渡され、本拠とするコリンチャンスがサンパウロ市の460回目の誕生日となる1月25日にデビュー戦を飾る予定だった。

FIFAのゼップ・ブラッター会長は今回の事故を受け、「コリンチャンスのスタジアムで仕事をしていた人たちの死を非常に痛ましく思っている。遺族の皆様に追悼の意を表す」とコメントしている。