「ちょっと高いな〜」と思った経験、7割がアリ

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アプリ、興味があっても「有料」だと「ちょっと……」、どうせ買うなら「定額」か「割引」で――そんなゲンキン?なスマートフォンユーザーの本音が、トレンド総研の調査結果から浮かび上がった。

7割「料金のせいでアプリDL断念」

調査では20歳〜39歳のスマホユーザー500人を対象に、2012年2月22日〜23日にかけて「スマホアプリ」について聞いた。

今やスマホには欠かせない「アプリ」だが、「有料」でもダウンロードするという人は計34%で、60%のユーザーは「無料」だけ。「料金が原因で、有料アプリのダウンロードを断念した経験がある」という人は、実に71%に及ぶ。

ダウンロードしている有料アプリの種類を聞くとトップは「ゲームアプリ」(55%)で、続いて「ビジネス・仕事効率」(29%)、「辞書・学習」(26%)が上位に食い込んだ。「無料」に比べ、「有料」ではこうしたビジネスマン向けアプリに人気が集まる傾向が見られた。

1か月「500円」なら買う

では有料アプリ、いくらならOK? 「50円」の場合は69%、「100円」では62%が購入に意欲を見せたが、「200円」となると36%に落ち、「300円」では24%、「500円」は8%、「1000円」にいたっては2%という結果となった。「200円」という金額が、一つのハードルになっているようだ。

「有料アプリの提供スタイルとして、最も望ましいと思うもの」を聞いたところ、「定額でダウンロードし放題」が42%で、「期間限定で割引セール」が39%と続く。定額制の場合の料金については、「1か月当たり500円」が52%と最も多くの支持を集めた。