――旬の食材が「お題」として挙げられるのも面白いですね。

影山:そうなんです! 最近ついた機能なんですよね、お題があると、自分からは手を出さない食材なども扱うきっかけになってすごく勉強になります。

――影山さんにとって思い出の料理はありますか?

影山:祖父の料理が本当に繊細なんですよ。今年で92歳になるのですが、その祖父が作ってくれるヒジキの煮物は、ニンジンの切り方もすごく細くて、油あげにジュワっと甘い味が染み込んでいて。後はすごく簡単な物でいうと、トマトの輪切りにお砂糖をかけた物をオヤツに出してくれたり!

――トマトにお砂糖ですか!?

影山:お砂糖つながりでいうと、かつおぶしにお醤油をかけて、その上にお砂糖をかけた物もオヤツに出ていましたね。佃煮感覚で食べるという。子ども時代に私の為に作って出してくれたという事が、特別に心に残っています。

――今食育の活動として色々な小学校を訪れていると思うのですが、子ども達と触れ合う中で感じることはありますか?

影山:子ども達ってすごくハっとさせられる質問をしてきますね。例えば、トマトの旬はいつだと思いますか?

――やっぱり8月とか…、7月?

影山:そう思いますよね! この話題も授業で取り扱ったことがあるのですが、一般的に夏にトマトをたくさん食べますが、トマトの旬は1年に1回じゃないんですよ。冬頃まず熊本を中心とした九州で旬を迎えて、段々春に向けて中部や東海地方に移って、夏にかけて東京に。そこから秋には東北や北海道に行って、また関東や九州に戻ってくるというこのサイクルを“トマトの産地リレー”って言うんです。

子ども達って、何となく分かっていて、大人になると「絶対夏ですよね」と答えるんですけど、子どもって「1年に4回かな?」とか「12回くらいあるんじゃない?」って自然に当てるんです。なので、大人のように先入観が無い分小学生ってすごいなあと思いますね。こちらもすごく勉強になるし、大人達が考えたカリキュラムだけでは授業が完成しないなと思いますね。

――映画の中には様々なお料理が登場しますが、どれもとても美味しそうですよね。

影山:本当に素敵です。特に牛肉の赤ワイン煮込みは、料理そのものもそうですが、ジュリーや編集者の方がひとくち食べて「とろける」って言った時のあの表情が最高ですね。絶対美味しいに違い無いと思って、私もお家で作ってみたいと思いました。

――それでは、この映画を特にどんな方に観ていただきたいかメッセージをお願いします。

影山:私はちょうど来年でジュリーと同じ30歳になるので、やはり同年代の女性に見ていただきたいです。「私このままでいいのかな」って少し迷っていて、岐路に立っている方はぜひ。これを見ることによって、すごく前向きになれるし、私も頑張ろう!って思えるので、映画を楽しみながら元気をもらって、次の日のお仕事を頑張って欲しいですね。

「ジュリー&ジュリア」ストーリー

1949年、ジュリア(メリル・ストリープ)は外交官の夫の転勤でパリにやって来る。そこで食に目覚めた彼女は名門料理学校ル・コルドン・ブルーのプロ養成コースに通い、やがて料理本を執筆するまでになる。その50年後、ジュリー(エイミー・アダムス)はジュリアの524のレシピを1年で制覇し、ブログに載せるという無謀な計画を実行する。

ジュリー&ジュリア - 作品情報

影山のぞみプロフィール
生年月日:1980年5月19日
趣味:旅行、料理、お菓子作り、スポーツ観戦(特にバスケットやフットサル)、ジョギング、読書、絵画、映画、音楽鑑賞、乗馬
特技:長距離走、料理、着付け、スポーツ(フットサル、スキューバダイビング、フィギュアスケート、テニス、駅伝、スキー)
ジュニアベジタブル&フルーツマイスター、NPO法人 青果物健康推進協会認定 ベジフルティーチャー、アロマテラピー検定2級

影山のぞみ オフィシャルサイト
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