影山のぞみ
 1949年、アメリカの食卓にフランス料理の一大革命をもたらした、料理研究家ジュリア・チャイルドと、“ジュリアの524のレシピを1年で制覇し、ブログに載せる”という無謀な計画に挑んだ50年後の現代のOLジュリーの人生を描いた映画「ジュリー&ジュリア」。料理とブログというテーマを中心に、多くの女性を元気づける本作を、現在野菜ソムリエ、ベジタブル&フルーツティーチャーとして活躍する影山のぞみが鑑賞した。「こんなに笑ったり泣いたりしたのは初めて」と語る影山が、ジュリーに共感したポイントとは?

――料理と働く女性にスポットを当てた映画「ジュリー&ジュリア」を今観ていただきましたが、感想を教えてください。

影山:映画を観てこんなに、笑ったり泣いたりするのは初めてでした。すごく共感できましたね。私、先日イギリスに行った時の飛行機の中でいち早く拝見したのですけど、2度目でも本当に面白くて。ジュリーの心情をより細かく見ることができました。

――1番印象に残っているシーンはどこですか?

影山:ジュリーが料理に失敗し、打ちひしがれて、台所で泣きわめくところですね(笑)。実際今、私は料理をしていてあんな風に泣きませんが、小さい頃を思い出しました。小学生の時に母を喜ばせようと思ってクレープを焼いたことがあったんです。上手に出来なくて、泣きながら「ヤダー!」って叫んで生地をグチャグチャにして、クレープじゃない形になってしまったんです。でも母は喜んで食べてくれたんですよ。

――子どもの頃から料理をしていたんですね。

影山:母が保育士をやっていたので毎日忙しく、自然とお手伝いをしていたんですね。私の祖父もすごく料理上手だったので、それに刺激を受けて気づいた時には料理をしていましたね。

――影山さんとジュリーは“お料理”と“ブログ”という2つの共通点を持っていますね。

影山:そうですね。やっぱり私もブログに料理の写真を載せて、コメントが付いた時はすごく嬉しいのでジュリーの気持ちが分かります。自分が料理を作ることの悦びを与えてくれて、快感だなあと思いました。

――日頃の活動や訪れた場所などを書くブログ「空を見上げて」とレシピを載せる「Cuisine de Non〜影山のぞみのアクティブレシピ〜 」というブログを書き分けていますね。どちらもすごく楽しいです。

影山:レシピブログは自分が作った料理を多くの人に見て欲しいし、実際に作ってもらって成功や失敗を共有したいという気持ちからはじめました。