名古屋・大須で25年以上愛されるブラジル料理店「オッソブラジル」。名物の鶏の丸焼きを求めて国境を越えて多くの人が集まり、多国籍グルメの街・大須を象徴する存在となっています。



■世界各国のグルメが集まる大須




 大須商店街の「東仁王門通」は、世界各国のグルメが楽しめるグルメスポットです。

ベトナム料理やインド・ネパール料理、タイ料理、イタリアンなど、およそ300メートルの通りに10カ国もの外国グルメが集まっています。




その先駆けとなったのが、店先で回る鶏の丸焼きが目を引くブラジル料理店「オッソブラジル」です。テラス席には外国人客の姿も多くみられます。

看板メニューは、大須名物として親しまれる「鶏の丸焼き」(2380円)。スパイシーな香りが食欲をそそる一品です。

リポート:
「やわらかくて、あふれ出す肉汁も濃厚です。お肉のうまみが口いっぱいに広がります」




丸鶏を7種類ほどのスパイスに漬け込み、一晩寝かせます。その後、ブラジルから取り寄せた専用グリルで約1時間半かけてじっくり焼き上げ、したたる脂で皮を香ばしく仕上げます。



■多国籍グルメの街への原点




 いまでは世界の料理が集まる東仁王門通ですが、かつては人通りも少ない通りだったといいます。




そんな中、1995年に「オッソ ブラジル」がオープン。当時、愛知県内の製造業で働く日系ブラジル人の2世、3世たちが休日になるとこの店に集まるようになったといいます。

大須で生まれ育った男性:
「ここでブラジルの人たちのコミュニティーができていったんです。大須の人たちは外国人にもウェルカムだったので、それを見て他の国の人たちも出店するようになり、それぞれの国のコミュニティーができていったのです」




ブラジル料理店から始まった人のつながりは、やがて東仁王門通を“多国籍グルメの街”へと変えていきました。今も大須のグルメは、時代とともに進化を続けています。

2026年5月18日放送