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各地で6月の観測史上最大となる大雨をもたらした台風6号。三重県内では、川の増水や冠水などの被害がでました。

【写真を見る】水没した車や陥没した道路… 東海地方にも被害もたらした台風6号 各地で6月の観測史上最大の雨量に 川の増水や地盤の緩みに引き続き注意

台風が東海地方に接近した、6月3日未明。

(岡部蒼人記者 午前2時ごろ 三重・熊野市)
「体が押されるような強い風で、目も開けられないほどの横殴りの雨が降っています」

雨風はピークとなり、熊野市では24時間雨量が376ミリで、6月の1か月間に降る量に匹敵する大雨になりました。

伊勢市では、伊勢神宮近くを流れる五十鈴川が増水。24時間雨量が210.5ミリと、こちらも6月の1か月雨量に相当します。

「傘が壊れるので差さない」「想像以上」

また、尾鷲市では6月の観測史上最大となる535.5ミリを観測しました。

(森本琴衣記者 午前5時過ぎ 愛知・豊橋市)
「体をもっていかれるような強い風が吹いています。そして、地面には大きな水溜まりができています」

愛知県豊橋市でも朝早くから雨風ともに強まり、豊橋駅では土のうを敷き詰めるなどの対応に追われました。

(街の人)
「傘を差してしまうと壊れてしまうので差さないです」
「想像以上です」

道路が冠水したところも…

今回の台風では、三重県津市内を流れる雲出川と雲出古川で、午前5時20分に新しい防災気象情報の運用開始後、東海地方で初めてとなる「レベル4 氾濫危険警報」が出されました。

雲出川の支流では…

(中道陸平記者 午前6時ごろ 三重・津市 )
「津市内を流れる波瀬川です。上流から濁流が押し寄せていて、越水しているようにも見えます」

県の観測では、川から水は溢れ出ていないということですが、濁った水が道路付近まで増水し、周囲の道路は冠水していました。

店の前まで水が…「怖かった」

近くのカレー料理店にも、水が押し寄せました。

(店員)
「(店の前まで)全部水がたまったみたい。怖かった」

周囲では田畑に水がたまる場所もあり、水没してしまった車も…

(田中希宜記者 午後1時ごろ 三重・津市)
「溝にはまった車を運び出そうと、レッカー車が車を持ち上げています」

道路が陥没「一日でも早く復旧してほしい」

また、田んぼで麦を育てていた男性も片付け作業に追われていました。

(80代)
「刈り取りは終わっていたので、被害はなかった。(近くの)川の水位が下がらないと、田んぼの水位も下がらない」

(前川智彦記者 午後0時半ごろ 三重・南伊勢町)
「国道260号の一部で、道路が陥没したとのことです」

(地元の人)
「びっくりした。崩れたりすることはなかった」
「大変困る。“生命線”のような、これ1本しかない道なので。一日でも早く復旧してほしい」

このほかにも、道路の陥没や建物の外壁が壊れるなど、三重県内各地で被害をもたらした台風6号。

おかげ横丁の飲食店は?

雨のピーク時には増水していた伊勢市の五十鈴川も、午後になって水がようやく引きました。

おかげ横丁の飲食店では…

(おかげ横丁 すし久 従業員)
「窓の下あたりまで浸かっていたのが午前7時ごろ。そこから、だんだん水が引いてきた。倉庫にある食器が泥で汚れたので、洗ったりしています」

現在、警戒レベル4の「避難指示」は解除され、けが人は確認されていません。

東海地方では雨のピークは越えましたが、川が増水していたり地盤が緩んでいるところがあり、引き続き注意が必要です。