大谷翔平「二刀流復活」の裏で…《30億円ハワイ別荘計画》でまたもトラブル発生【リゾート会社と投資家が大揉め】

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「パラダイスを見つけました」

今から約2年前、ドジャースの大谷翔平(31歳)は自身が「購入者第1号」となったハワイ島での別荘開発事業について、そう表現していた。

開発が順調に進めば、次のシーズンオフは真美子夫人(29歳)と第1子、そして愛犬のデコピンとともに「楽園」で静かに過ごせるはずだった。しかし今、その別荘建設計画が新たなトラブルに見舞われていることが、本誌の取材で明らかになった。

大谷がプロジェクトの“広告塔”となって

今回のトラブルについて詳述する前に、「大谷のハワイ別荘」をめぐるこれまでの経緯について振り返ろう。

ハワイ島屈指の高級リゾート地である「マウナケア・リゾート」で進行中の「ザ・ビスタ」は、東京ドーム1・5個分の広大な敷地を14区画に分譲する巨大別荘開発事業だ。大谷はこのうちのひと区画(敷地面積約4000平方メートル)を約30億円で購入。世界イチの野球選手が購入を決めたことで、同事業は大きな注目を集めた。

「『ザ・ビスタ』の区画購入については、大谷サイドと開発事業者の間で契約が結ばれていました。それは、別荘を割安で譲り受ける代わりに、大谷氏がプロジェクトの広告塔となる、というものです。

'24年春頃には、プロジェクトの公式HPで現地を視察する大谷氏の画像を公開。その後、大谷氏が肉声でPRする動画や、着工式に参加する大谷氏と真美子夫人のツーショット写真も掲載されました。大谷効果もあって、日本の大手アパレルブランドや人材企業の創業者といった資産家が区画を購入するなど、プロジェクトは順調に進んでいました」(在米ジャーナリスト)

そんな計画に暗雲が垂れ込めたのは、'25年夏頃のこと。大谷の動画や画像が、公式HPから削除されていたのだ。

「脅迫と根拠のない法的主張」を受けたとして…

そして、大谷と代理人のネズ・バレロ氏が、別荘開発事業に携わる不動産デベロッパーらから提訴されたことが明らかになった。

「ハワイを拠点にするデベロッパーのケビン・J・ヘイズ氏と不動産ブローカーの松本朋子氏が、大谷氏とバレロ氏を相手取って訴訟を提起したのです。ヘイズ氏と松本氏は、ネバダ州の不動産投資会社『キングスバーン・リアルティ・キャピタル』とジョイントベンチャー『KHM社』を組んでプロジェクトに関わっていました。

訴状によると、『(大谷サイドから)脅迫と根拠のない法的主張』を受けたキングスバーン社が、広告塔の大谷氏を失うことを恐れ、ヘイズ氏と松本氏をプロジェクトから外す決断に至ったと主張。損害賠償や救済措置を求めていました。

一方、大谷サイドはヘイズ氏らが『契約外の別案件で大谷の名前や写真を使用していた』と主張。これは、松本氏が自身の法人のHPやインスタグラムで、大谷氏とプロジェクトとの関わりを示す情報や写真を投稿していたことなどを指していると見られます」(同前)

法廷闘争は長引くものと見られていたが、急転直下、今年3月6日に和解が成立した。訴訟を取り下げた理由について詳細は明らかになっていないが、ヘイズ氏は「誤解があったことを認識した」と声明を発表している。

これにて一件落着……誰もがそう思ったはずだ。ところが、今度は新たに不動産業者同士の係争が勃発したという。【後編記事】『訴訟大国アメリカの宿命か…建設中の大谷翔平《ハワイ30億円別荘》にまた「訴訟トラブル」ライフライン整備ができない可能性も』で詳報する。

「週刊現代」2026年5月25日号より

【つづきを読む】訴訟大国アメリカの宿命か…建設中の大谷翔平《ハワイ30億円別荘》にまた「訴訟トラブル」ライフライン整備ができない可能性も