チェリーの新型SUV「V27」(4月24日)=ロイター

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 中国自動車大手・奇瑞汽車(チェリー)やカー用品販売大手・オートバックスセブンなどが協業し、2027年にも日本で中国製の新型電気自動車(EV)を販売する方針を固めたことが明らかになった。

 オートバックスの販売網を生かし、低価格帯のEV投入を目指す。

 奇瑞やオートバックスなど日中の5社が25年に設立した合弁会社・EMT(横浜市)が生産や開発、販売を手がける。EMTでは、日産自動車でかつてEV「リーフ」初代の開発に携わった山本浩二氏が最高技術責任者(CTO)を務め、日本向けに新たなEVを開発する。

 調査会社「マークラインズ」によると、奇瑞が25年に中国で販売した自動車は141万台で7位だった。輸出台数は中国メーカーでトップの129万台に上り、海外展開に強みがある。

 EMTは奇瑞の既存EVを販売せず、新型EVに特化する。オートバックスの店舗に加え、独自の販売店網も構築する方針だ。車検や修理など購入後のサービスもオートバックスで行えるようにする。