AnthropicがSpaceXとの提携を発表、Claude Code&APIの利用制限を引き上げ

現地時間の2026年5月6日、AI企業のAnthropicがイーロン・マスク氏が率いるSpaceXとコンピューティング契約を締結しました。これに伴い、Claude CodeとClaude APIの利用制限が引き上げられることとなります。
Higher usage limits for Claude and a compute deal with SpaceX \ Anthropic
https://www.anthropic.com/news/higher-limits-spacex

New Compute Partnership with Anthropic | xAI
https://x.ai/news/anthropic-compute-partnership
Anthropic raises Claude Code usage limits, credits new deal with SpaceX - Ars Technica
https://arstechnica.com/ai/2026/05/anthropic-raises-claude-code-usage-limits-credits-new-deal-with-spacex/
AnthropicがSpaceXとの新しいコンピューティングパートナーシップを発表しました。これに伴い、AnthropicはSpaceXのスーパーコンピューターであるColossusの全コンピューティング能力を利用する契約を締結。Anthropicは2026年5月から300メガワットを超える新しいコンピューティング能力(22万基以上のNVIDIA製GPU)を利用できるようになります。この追加の処理能力は、Claude ProおよびClaude Maxの加入者の利用制限引き上げに貢献することとなる模様。
Anthropicが最近発表したコンピューティング能力に関する契約は複数あります。
2025年11月にはFluidstackと提携し、アメリカのAIインフラに500億ドル(約7兆8100億円)を投資する計画を発表。さらに、MicrosoftおよびNVIDIAと戦略的パートナーシップを提携し、300億ドル(約4兆6800億円)相当のAzure容量を確保しました。
2026年4月6日にはGoogleおよびBroadcomとAIプロセッサのTPUを確保する契約を締結。これは2027年から稼働する予定です。
Claude開発企業のAnthropicがGoogleのTPUを大規模導入するべくGoogleおよびBroadcomと契約締結 - GIGAZINE

2026年4月20日にはAmazonのAI処理チップを確保するために今後10年で1000億ドル(約15兆6300億円)超を投資する計画を発表。これに伴い、Anthropicは2026年末までに約1ギガワット相当のコンピューティング処理能力を確保することとなります。
AnthropicがAmazon製AIチップを確保するべく1000億ドル以上の投資を発表、AmazonもAnthropicに最大250億ドルを投資 - GIGAZINE

これらの契約によりAnthropicのコンピューティング能力は大幅に向上し、Claude CodeおよびClaude APIの利用制限を引き上げることが可能になりました。
Claude CodeおよびClaude APIの利用制限引き上げでは、有料プランであるProおよびMax、集団向けの有料プランであるTeam、そして企業向けの有料プランであるEnterpriseで、Claude Codeの利用制限が2倍に延長されます。
さらに、ProおよびMaxプランでClaude Codeに課していたピーク時間帯の利用制限を解除。
加えて、Claude OpusのAPIレート制限が以下の通り引き上げられました。

なお、Anthropicは「当社の法人顧客、特に金融サービス、医療、政府機関といった規制対象業界の顧客は、コンプライアンスおよびデータ所在地の要件を満たすために、地域内インフラストラクチャをますます必要としています」「私たちは、どこに設備投資を行うかについて非常に慎重に検討しています。つまり、この規模の投資を支援する法的・規制的枠組みを持つ民主主義国家と提携し、当社のコンピューティング能力を支えるサプライチェーン(ハードウェア、ネットワーク、設備)の安全性を確保している国を選んでいます」と述べ、世界的なコンピューティング能力の拡充に向けた取り組みを進めていると説明しました。
