ゴールデンウイーク後半の5連休初日を迎え、東海道新幹線に乗り込む人たち=2日午前、JR東京駅

 物価高や緊迫する国際情勢がゴールデンウイーク(GW)の行楽を直撃している。連休後半となった2日、鉄道や高速道路は下りで混雑のピーク。駅や空港は帰省や旅行に向かう多くの人たちが行き交ったが、負担増を懸念して行き先を変更した旅行者もいた。

 JR東京駅は家族連れらでにぎわった。新潟県の佐渡島を巡るツアーに参加する横浜市の東伸幸さん(66)は「物価高もあってどこに行くのも高い」とぽつり。「せっかくのGWなので世界遺産の佐渡金山を楽しみたい」

 昨年は海外旅行を楽しんだ東京都の小学6年助川想弥さん(11)。母親によると、今年は物価高で海外は難しかったという。想弥さんは福島県郡山市の祖父母の家で過ごすと話した。

 JR新大阪駅も混雑し、改札口では駅員が利用客らをひっきりなしに案内。構内の土産物店では支払いを待つ人たちが列をつくった。

 米国のイラン攻撃なども行楽シーズンに影を落とす。羽田空港から友人と沖縄に行くという横浜市の大学生坂井愛花さん(19)は「海外旅行も検討したが、国際情勢や原油高が心配で、国内に切り替えた」と明かした。

ゴールデンウイーク後半の5連休初日を迎え、混雑する東海道新幹線のホーム=2日午前、JR東京駅

ゴールデンウイーク後半の5連休初日を迎え、子ども連れらで混雑するJR新大阪駅の新幹線ホーム=2日午前

ゴールデンウイーク後半の5連休初日を迎え、混雑する羽田空港の出発ロビー=2日午後