『サバ缶、宇宙へ行く』公式Xより

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俳優の北村匠海が主演を務めるフジテレビ系月9ドラマ 「サバ缶、宇宙へ行く」が、低視聴率に苦しんでいる。13日に第1話が放送されたのだが、平均視聴率は世帯6.0%、個人3.4%(ビデオリサーチ調べ、関東地区・以下同)と、まずまずのスタートを切った。

しかし、翌週の第2話では、世帯4.1%、個人2.6%まで急落。過去の月9ドラマと比べても、歴代最低視聴率を更新しそうな勢いで、数字が低迷している。

同ドラマは、福井県にある水産高校の生徒たちが、宇宙食開発に挑戦した実話を基に描くオリジナルストーリー。北村が地上波連続ドラマ初主演を担当し、さらに月9枠で15年ぶりの学園ドラマになるなど話題性は十分だったが、視聴率はさびしい数字になっている。

なぜ、「サバ缶、宇宙へ行く」は低迷しているのか。テレビ関係者が内情を解説した。

「ストーリー展開が早すぎて、ついていけない視聴者が多いようです。実話を基にしているのですが、宇宙食の開発まではかなり長い期間の話となり、民放の連ドラで描くのは難しいと放送前から言われていました。案の定、トントン拍子で話が進んでしまい、登場人物たちを詳細に紹介できないまま第2話まで進んでしまいました。今後も内容が薄くなりそうで、さらに視聴率が低下する恐れもあります」

今回、人気俳優の北村を起用したのに大コケしそうな「サバ缶、宇宙へ行く」だが、放送するフジテレビ社内では月9枠不要論も出ているのだとか。

これまで、視聴率が30%を超える大ヒットドラマを数多く生み出してきた月9枠。長い歴史を誇っているが、ここ数年は一桁視聴率のドラマばかりになってしまっている。無理に続ける必要がないという意見が、若手スタッフを中心に出ているといううわさだ。

「月9というブランドがあるせいで、視聴率が悪いとメディアやSNSでたたかれる傾向にあります。それに、以前は月9枠だからとCMがバンバン売れましたが、現在はそんな景気のいい話はなくなっています。デメリットしかなく、月9枠でドラマを作る意味がないです。いっそのこと、月9枠を廃止して、制作費が安くすむバラエティーや情報番組を制作したほうが良いという声も若手を中心にあるといううわさです」(制作会社スタッフ)

月9というブランドが無くなる日が近いのかもしれない。