一般献花に訪れ、犠牲者を悼む人たち(25日午後、兵庫県尼崎市で)=沢野貴信撮影

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 乗客106人と運転士が死亡し、562人が負傷した2005年のJR福知山線脱線事故は25日、発生から21年となった。

 JR西日本が主催して25日に追悼施設「祈りの杜(もり)」で営まれた追悼慰霊式には、中継会場を含めて遺族ら360人が参列した。JR西の倉坂昇治社長が「次の世代に事故の反省と教訓をしっかりと語り継いでいく」と述べた。式後、一般献花が行われた。

 事故は2005年4月25日午前9時18分、兵庫県尼崎市で発生。快速列車(7両編成)が制限速度を超えてカーブに進入し、脱線してマンションに激突した。

 JR西日本は昨年12月、7両すべてを収容した事故車両の保存施設を大阪府吹田市に整備し、今年3月末時点で、犠牲になった乗客106人の4割の遺族が訪れた。社員の安全研修でも活用している。