やることなすことが炎上するメーガン夫人(Aflo)

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 ヘンリー王子とメーガン夫人が、4月14日から17日にかけてオーストラリアを訪問。期間中、夫人が投資家として出資するファッションアプリ「One Off」が大炎上を招き、いまだ事態は収拾していない。

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「One Off」は、「ファッション界のSpotify」と称するAI駆動型ショッピングプラットフォーム。著名人やインフルエンサーが自身のページに着用したアイテムの写真とリンクを掲載し、ユーザーがそこから購入できるサービスで、AIが着用アイテムを分析して購入可能な商品へと誘導。アカウント開設者は売上に応じて分配が得られるという。

 メーガン夫人は「ファッションへの情熱と、自分が着るデザイナーを支援したいという思いから」アドバイザー兼投資家として参加した。

「過去にも食品やバッグ、ヘアケアブランドなどへの投資を行ってきた彼女にとって、その延長線上にあるような活動です。

 自身もオーストラリア訪問に合わせてアプリにアカウントを開設したと発表。メルボルンの王立小児病院を訪問した様子がマスコミで報じられるのとほぼ同時に、そこでの着用アイテムをアカウントで公開しました。

 夫人が着用していたオーストラリアのブランド『カレン・ジー』の1250ドル(約20万円)のドレス、『リアル・ファイン・スタジオ』の780ドル(約12万円)のピアスなどが、購入可能となりましたが、SNSでは批判が相次いだのです」(同前)

 ヘンリー王子と訪問した王立小児病院では、がんや重い病気と闘う子どもたちと交流。その光景がアプリで公開されたが、「慈善の場と商業を混同している」「オーストラリアの病気の子どもたちをPRに使うのか」といった指摘がSNSを中心に続出。子どもたちがマスクを外して夫妻と面会したことへの懸念も加わり、批判はさらに広がった。

銃撃テロ現場で弾ける笑顔、着用アイテムを販売

 最後に訪問したシドニーでは、さらなる炎上を招いた。夫妻はボンダイビーチを訪れ、2025年12月に発生した銃撃テロ事件の生存者や関係者と面会。

 この事件は、オーストラリアで発生した大規模な銃乱射事件で、父子2人組の銃撃手がユダヤ教徒によるイベントを標的とし、15人が死亡、40人以上が負傷する惨事となった。過激派組織「イスラム国」に触発された反ユダヤ主義的な攻撃とみられ、国際社会にも衝撃が広がった。

「夫妻はカメラマンやライフガードに囲まれながら砂浜を裸足で歩き、生存者らと言葉を交わしました。被害者に寄り添う姿勢を評価する声もあった一方で、事件現場で弾けるような笑顔を見せる写真を使って、着用アイテムを紹介したことに批判が噴出。

『悲劇の現場で笑顔の写真を使って商品を売るのか』『テロの生存者に会って即、服を売るなんて不適切にもほどがある』といった声が広がり、大炎上することに。夫人はその後、アプリのページから問題画像の一部を差し替えたとされますが、いまだバッシングが鳴り止みません」(同前)

 ある王室ライターは、これを「ハリーとメーガンが王室ブランドを商業化しようとする、これまでで最も露骨な事例かもしれない」と英紙『デイリー・メール』で指摘。夫妻の称号剥奪をめぐる議論が再び浮上する可能性もあると示した。

 豪州メディアの反応も辛辣で、オーストラリアのニュースチャンネル『スカイニュース』司会者は、今回の訪問について「サセックス・ブランドを守るための偽装王室ツアー」と呼び、「シドニー・モーニング・ヘラルド」紙も、「オーストラリアを"ATM"のように利用しようとしている」と容赦なく批判した。

 一方、夫妻の広報担当者は「今回のプログラムは両殿下が長年取り組んできた活動に根ざしており、実績のある組織を支援することに明確な焦点を当てている」と反論している。

エリザベス女王「公的活動と商業活動は切り離すべき」

 エリザベス女王は生前、「公的活動と商業活動は切り離すべき」との姿勢を貫き、今回の件については王室周辺もいら立っていると報じられている。

「米ニュースサイト『デイリー・ビースト』は、夫妻が王室を離脱した際にも問題となった『半分内、半分外』の立場は成立しないとの見方を紹介しています。王室の立場(内)と民間ビジネス(外)の両立は難しいと指摘しているのです。

 そもそも今回もロイヤルツアーではなく、あくまで私的なものにもかかわらず、王室的な文脈を帯びた活動の中でビジネスを展開したことで、炎上を招いています」(同前)

 王室を離脱してから6年がたった今も、慈善と商業の両立を夫妻は目指しているようだ。