Googleとグッチがコラボしたスマートグラス、リリースは早くて2027年
Gucciのスマートグラス、期待はしちゃう。
ロイター通信によると、Google(グーグル)が高級ブランドGUCCI(グッチ)と提携したAndroid XRグラスをリリースすることを発表しました。最近ではMetaが、Ray-Banやスポーツブランドのオークリー社のスマートグラスを販売していますが、GUCCIグラスはこれに対抗するデバイスになるかも。
今回のコラボは、GUCCIのルカ・デ・メオ氏が明らかにしたもの。同氏によると、GoogleとGUCCIが共同開発するスマートグラスのリリースは、早くとも2027年になるようです。つまり、今年正式発表予定のAndroid XR対応スマートグラスの初期ラインナップには含まれない見込み。
これもまたMetaに似た戦略ですが、より高級志向なのが特徴。Ray-Banも決して安価なグラスではありませんが、やはりGUCCIといえば、ファッション界でもアイウェア界でもラグジュアリーな存在。
Googleは現在、Warby ParkerやGentle Monsterとのコラボを含む初期ラインナップを展開していますが、GUCCIブランドのグラスはそれと比べて明らかにプレミアム感を押し出した製品になるでしょう。
GUCCI製グラスのデザインや、他のAndroid XR製品との違いといった詳細はまだ明かされていませんが、Googleがどのような位置づけにしようとしているか、その方向性はある程度わかっています。
ある意味、これはApple(アップル)やMetaの戦略にも通じるところ。2015年以来、AppleはエルメスブランドのApple Watchを販売しており、価格帯は1,000ドルを超えています。GUCCIグラスも同様のプレミアム価格帯になる予感。
高級スマートグラスに需要があるかどうかは未知数ですが、MetaがGUCCI同様に高級ブランドとして知られるプラダと提携するという噂も。ただ、Metaのグラス界での現状を考えると、今のところ実現の可能性は低いと思われます。
Snapchaと運営するSnapのエヴァン・スピーゲルCEOが最近指摘したように、MetaとEssilor Luxotticaの提携で恩恵を受けているのは、主にMeta側。Metaの悪評にとっては隠れみのになりますが、Ray-Ban側にとっては「プライバシー対策が不十分」というレッテルが定着してしまい、通常のRay-Ban製品の利益率が大幅に低下してしまう事態に。
Googleなら、そこまで評判が落ちることはないかもしれませんが、ユーザーデータを貪欲に収集してきた過去や、「Glasshole(眼鏡野郎)」という言葉を生み出した張本人であるという事実を考えると、GUCCIにとってもろ刃の剣になるかもしれません。

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